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就職できない若者の「トンデモ言動」

参加だけで40万円も!
過熱するインターンシップ最新事情

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第34回】 2015年6月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
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・賞金100万円を争奪するインターンシップ
・無人島で4日間生き抜くというミッションのインターンシップ
・学生と企業担当者が焼肉を囲みながら、普段聞けない質問や話をするインターンシップ
・1ヵ月弱の参加で報酬40万円がもらえるインターンシップ
・成績優秀者には卒業後1年間使える入社パスが支給されるインターンシップ

 ここ数年、学生向けインターンシップもバラエティに富むものが増えてきました。もともとは学生のために企業が行う社会貢献の場であったインターンシップも、現在は採用の場となっていたり、企業のPRの場になったりと様々な側面を見せています。すでに2017年卒向けのインターンシップ募集が始まっていますが、今回はそんなイマドキのインターンシップ事情を覗いていきたいと思います。

インターンシップ企業は4000社超
大学も後押ししてしまう魅力とは?

インターンシップを行う企業も参加する企業も増加中!

 そもそもインターンシップとはなんでしょうか。

 文部科学省、厚生労働省、経済産業省の発表している「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」によると、

 「我が国においては、インターンシップについては、『学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと』として幅広くとらえられている」

 とあります。インターンシップが始まった背景として挙げられるのが、1990年代後半の就職問題の深刻化や学生の職業意識の薄さです。

 リクナビ2017のサイトでは、2015年6月1日現在のインターンシップ企業掲載数は4092社となっており、そのうち参加することで報酬が発生する企業は229社にものぼっっています。

 実施期間を見ると、1日のみのインターンシップ企業が2181社と約半数にのぼっており、その内容はグループディスカッション主体のものから先輩に同行して営業を体感するものや、発達障害の子どもたちへの療育指導など現場を実際に体感するものまで様々です。それぞれ実施場所、業種、職種から実施期間、文理なども検索ができる面でも非常に情報が取得しやすくなっています。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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