ここ1ヵ月、オンライン書店の「ロジカルシンキング」ジャンルで売れ行き第1位を獲得し続けている『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか ― 論理思考のシンプルな本質』。
本書のメッセージをあえてひと言で言えば、「論理思考こそが発想力の源泉であり、その力を高めたければ『言葉の力』を磨くほかない」ということである。

では、言葉の力を高めるために、僕たちにはどんなことができるのだろうか?
僕個人がおすすめするメソッドを全3回にわたって紹介しているが、今回は中編としてメモ・ノートの取り方に関わる「第3の方法」をお伝えする。

前回の記事では「言葉の力を高める4つの習慣」のうちの2つを紹介した。

参考:第18回
アイデア力を磨きたければ、「天声人語」より「刑法」を書き写そう
言葉の力を高める4つの習慣【前編】

今回は3つめの方法を紹介する。

メモの習慣を身につけるならまず「形」から

考える人ほど「メモ魔」である。メモの技術についても触れておこう。

とはいえ、どんなふうにメモをとるかについては、僕はあまり細かなテクニックは伝えるつもりはない。ただし、やはりメモは手書きがいいと思う。

軽視されがちだが、意外と重要なのが筆記具である。
メモ書きの習慣をしっかり身につけたい人は、メモをとるのが楽しみになるようなペンを用意することから始めるといい。
たとえば、今後の投資だと思って、多少値が張る万年筆などを買うのもオススメだ。

ちなみに僕は、モンブランのマイスターシュテック149という万年筆を長らく愛用している。
ペン先は極太タイプだ。

これは博報堂時代に経験的に学んだことだが、メモなどは太字で書いたほうが発想が広がりやすい