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株式市場透視眼鏡

日本株に売られ過ぎのシグナル
一旦はリバウンドのタイミング

松野利彦
2010年6月9日
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 株式市場の調整局面がまもなく2ヵ月に及び、次第に売り飽き感が出始めている。またテクニカル的に「売られ過ぎ」シグナルも見られるようだ。バリュエーション面で割高感は薄れている。

 これまでマーケットを揺さぶってきた問題が解決したわけではないものの、いったんはリバウンドのタイミングではないだろうか。

 ギリシャ財政問題に端を発する金融市場の混乱がポルトガル、スペインなど周辺国へ波及、そしてユーロという通貨体制そのものの構造的問題を指摘されるまでに至った。

 さらに緊縮財政が欧州経済を停滞させ、世界経済を牽引する新興国経済にも悪影響をもたらすのではと心配されている。

 混乱の背景にはヘッジファンドの売り仕掛けもあろうが、結束しなければならないはずのEU内で足並みがまったく揃わないなど、対応に問題があり、解決にはなお時間を要すると考えられている。

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