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マイナス金利で行き場を失うマネーはどこへ向かう

週刊ダイヤモンド編集部
2016年2月23日
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マイナス金利政策の導入決定後、金利は全般的に低下し、市場にもマイナス金利が広まっている Photo by Takahisa Suzuki

 2月16日、ついに日本銀行によるマイナス金利政策が開始となった。銀行が日銀の当座預金に預ける金のうち、一定水準以上の金額を対象に0.1%のマイナス金利を付け、日銀は事実上の手数料を銀行に課す。

 日銀がマイナス金利政策を打ち出した1月29日から、政策のインパクトを事前に織り込むかたちでさまざまな金利が動いた。

 まず、今までも預金者にとってすずめの涙ほどでしかなかった預金金利が、さらに縮小した。

 メガバンク3行は、そろって定期預金の金利を同水準に下げた。預入期間が1カ月から10年までの、300万円未満の定期預金の金利を一律0.025%としたのだ。

 また、普通預金の金利引き下げも相次いだ。2月16日には、三井住友銀行が0.02%から過去最低に並ぶ0.001%に変更。りそな銀行も2月18日から、0.02~0.025%だった金利を0.001%に引き下げた。

 一方、金を借りる人には朗報もあり、住宅ローンの金利が下がる。三井住友銀行とりそな銀行は、10年固定の最優遇金利を1.05%から過去最低の0.9%とする。りそな銀行は2月18日、三井住友銀行は3月から適用開始だ。

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