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老後のお金クライシス! 深田晶恵

住宅ローン見直しは借りている銀行との「金利交渉」から!

深田晶恵
【第35回】 2016年3月23日
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見直し方法は「借り換え」だけでなく
「今の銀行で金利交渉」も!

 私が所属する生活設計塾クルーでは、毎月マネーセミナーを開催している。2月、3月と連続して「住宅ローン」をテーマとしたところ、例年よりも参加者が多く「真剣度」も高かった。日銀の「マイナス金利導入」の影響を受けて住宅ローン金利が一段と下がっているためだろう。

 2月は「住宅購入に向けて新規でローンを組む人向け」、3月は「すでにローンを持っている人の見直し法」と、月替わりでテーマ設定したのだが、3月の参加者のほうが「ひと言も聞き漏らすまい」と前のめりの姿勢で聞く人が多い印象を持った。

 講師の立場からだと「新規でローンを組む人向け」のほうが、話がしやすい。属性や借りる額などは人それぞれではあるが、失敗しないためのコツなど、多くの人に共通するコンテンツを伝えることができるからだ。

 一方、すでにローンを組んでいる人の見直し方法は個別性が高く、セミナーですべてのケースに対応するコツを伝えるのはなかなか難しい。だからこそ「見直し」セミナーの参加者は、2時間もの間、前傾姿勢で聞いてくれたのだろう。

 今回は「見直しセミナー」を振り返りつつ、参加者の多くが関心を示した「借り換えと金利交渉」についてお伝えしたいと思う。

 現在のように金利が低下している局面では、「ローンの借り換え」もしくは「金利交渉」で利息軽減を狙いたい。

 「借り換え」とは、今の借入先とは別の銀行でローンを借り入れ、元のローンを完済する方法のこと。借り換えするにはローン保証料や登記費用などの諸経費がかかるため、トクする目安は「金利差1%、残高1000万円、返済期間10年」以上となる。ただし、残高が多い場合や、保証料がかからない銀行で借り換える場合は、金利差が0.5%程度でもトクするケースもあることを知っておこう。

 もう一つの「金利交渉」とは、今ローンを借りている銀行に「金利を割引してもらえないか」と交渉することを言う。

 「借り換え」については、セミナー参加者の全員が有効な見直し方法と認識していた。ところが「金利交渉」については、はじめて知った人が多数で「何のこと?」と驚いた表情をした人が少なくなかった。

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深田晶恵 

ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。

1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかにダイヤモンド・オンラインでの『40代から備えたい 老後のお金クライシス!』のネット連載も 好評。

主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』、『投資で失敗したくないと思ったら、まず読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。
1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。18年間で受けた相談は3500件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、ダイヤモンド・オンライン等でマネーコラムを連載中。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』、『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。


老後のお金クライシス! 深田晶恵

「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。

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