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一流の育て方
【第27回】 2016年8月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
ムーギー・キム,ミセス・パンプキン

リーダーシップは教育ではなく、目覚めを助けることが大切
安渕聖司氏のリーダーシップ育児論
【安渕聖司氏(日本GE合同会社 社長兼CEO)×ムーギー・キム氏特別対談・前編】

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「後伸び」する子はどう育つのか?

  発売わずか5ヵ月で16万部を突破し、韓国語・中国語・台湾語・タイ語など各国語への翻訳が進む異例のベストセラーとなっている『一流の育て方』

 子育てのみならず、ビジネスやあらゆる分野のリーダーシップを伸ばすビジネス書としても高い評価を受けるなか、その内容に基づき、各界のリーダーと「リーダーシップの育て方」を論じる対談編をお送りしている。

 今回は、2016年3月まで世界最大級のグローバル企業ゼネラル・エレクトリックの法人金融部門の日本法人で、2016年4月より三井住友ファイナンス&リースのグループ会社となった日本GE合同会社代表職務執行者社長兼CEOの安渕聖司氏にお時間を取っていただくことができた。

 これまで巨大多国籍企業のリーダーとして、さまざまな資質を持つ人材を育てただけでなく、その能力をフルに発揮できる環境を提供もされてきた安渕氏。その人材育成法を伺うと、それは驚くくらい子育て法にも応用でき、『一流の育て方』の中で紹介するさまざまな「親に最も感謝している教育方法」アンケートと共通するものであった。

 本対談での重要ポイントは多岐に渡るが、心を鬼にして一番大切な教訓を書けば、以下の言葉に要約されよう。


 「親が1から100までお膳立てしても、リーダーには絶対育ちません。ですから私が父親として気を付けていたのは、“小さいときから一人前として扱うこと”でした。『何がしたいの?』といちいち聞き、自分で決めさせるんです」

 「リーダーシップは育てられますが、教育では育ちません。大切なのはリーダーシップを発揮できる環境、機会を提供し、本人の思いが目覚めるサポートをすることなんです」

「我々が会社で人材育成するときに気をつけていることがあります。人の能力は全員一緒ではないわけですから、個々の能力に応じて少しずつストレッチしていけるというのが、皆が元気に働いてもらうポイントの一つなんです」


 優れたグローバル・リーダーを排出することで知られるGEグループで長らく活躍してこられた安渕氏は、いったい何を大切にして人材を育て、また子どもを育ててこられたのだろうか。

 それでは、インタビュー内容の詳細をご覧いただきたい。

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ムーギー・キム

1977年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA(経営学修士)取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、世界で最も長い歴史を誇る大手グローバル・コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、韓国・欧州・北欧・米国のほか、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より世界最大級の外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当したのち、香港に移住してプライベートエクイティファンドへの投資業務に転身。フランス、シンガポール、上海での留学後は、大手プライベートエクイティファンドで勤務。英語・中国語・韓国語・日本語を繰る。グローバル金融・教育・キャリアに関する多様な講演・執筆活動でも活躍。著書に『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』(東洋経済新報社)がある。

ミセス・パンプキン

1947年生まれ。立命館大学法学部卒業。一般的な家庭でありながら、4人の子どもはそれぞれ、プライベートエクイティ・プロフェッショナル、ニューヨーク州弁護士やロンドン勤務の公認会計士、カナダの大学教員などグローバルに活躍するプロフェッショナルに成長。東洋経済オンラインでの長期にわたる人気連載「ミセス・パンプキンの人生相談室」では膨大な数の育児相談をこなし、さまざまな家庭の問題について、洞察あふれるアドバイスを提供している。


一流の育て方

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「一流の育て方」

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