その他産業 サブカテゴリ
第22回
出張などビジネスユースに限らず、プライベート旅行でも利用者が増えつつあるビジネスホテル。そこで今回は、J.D.パワー「日本ホテル宿泊客満足度調査」の分析を担当する専門家が、宿泊時の満足度を高めるポイントを解説しました。
筆者は旅行業とホテル事業にかかわる者として、これからも中国人訪日客は増え続けると考える。第一に、中国人の日本旅行ブームは「まだ始まったばかり」だからだ。第二に約14億の人口という「巨大なスケールメリット」が理由として挙げられる。
第3回
篤農家に学ぶ固定費を下げる「とっておきの秘訣」とは?
うまくいっている人は整理・整頓ができ、ものを大切にしている。それは生産効率を高めるばかりでなく、固定費を下げる効果もあったのだ。
東日本大震災の経験から防災意識が高まる中で発覚した東洋ゴム工業による免震装置の性能偽装。震度5強程度なら十分な耐震性があるとの検証結果を発表したが、さらに別の建物で使われた装置でも基準を満たしていない可能性があると判明した。
第8回
北陸新幹線が話題だが、別の面で「鉄道は面白い」と感じている。「ななつ星」の人気は、単純な“乗り物”からの脱皮の象徴ではないか。他にも同様の例はある。これからの時代、面白いのは“遅い乗り物”だ。
2014年2月、三井化学は大型3事業の事業再構築を表明した。なぜ同社は抜本改革を行わなければならなかったのか。そして事業の“膿”は出し切れたのか。
次々に海外企業の大型M&Aを仕掛けるLIXILは、2011年4月に旧トステムなど計5社が経営統合して以来、水面下で開発を進めてきた“新素材”を投入し、競合他社を一気に引き離す勝負に出た。
今年1月30日、大手化学メーカーの昭和電工が、栃木県下の子会社の工場にコーヒー向けアルミニウム缶の製造設備をひっそりと新設した。昭和電工は顧客について固く口を閉ざすが、業界では、これが日本コカ・コーラ向けの設備であることは周知の事実である。
昨年秋、上場を果たしたリクルートホールディングスはM&Aによる成長戦略を打ち出した。独自の経営ノウハウと企業文化の輸出で買収企業の価値向上に取り組む。
「旭化成は車載用リチウムイオン電池の部材の受注に慎重」──。こんな業界の評判を一気に吹き飛ばす発表だった。2月23日、同社が、セパレーター(絶縁材)と呼ばれる電池の主要部材の大手、米ポリポア・インターナショナルの買収に合意したというのだ。
第164回
製造業の優等生として知られるコマツの業績の足踏みが続いている。「新興国」と「鉱山機械」の需要減が主たる原因だ。コマツの反転攻勢はいつになるのか。
原油価格の急落によって多くが採算割れに陥ったシェールオイルとシェールガス。生産コストが賄えず、中には倒産する企業も出てきたが、そんな状況を変える“救世主”として日本企業のある商品が今、ひそかに存在感を増している。中
第192回
政府・与党と、約700ある地域農協を束ねる全国農業協同組合中央会(JA全中)との間で、農協改革の協議が決着した。その中身は、全中から監査権限を奪い、一般社団法人化するというもの。そこに至るまでには、水面下の攻防があった。
第162回
原油価格の暴落に伴うガス価格の低迷により、LNG(液化天然ガス)プラント建設の一本足打法で業績を伸ばしてきた千代田化工建設の足元が揺らいでいる。
第323回
昨年6月に急逝した益本康男・前会長兼社長の後継として登板した木股昌俊社長に、就任直後の心境と将来の展望について聞いた。
第188回
昨年末から、航空業界を巻き込んで進められてきたスカイマークの経営再建。しかし、資金繰りの悪化を打開できず、ついに力尽きて民事再生法の適用を申請した。だが、根本的な再建策はこれから。しばらくはいばらの道となりそうだ。
第322回
米国発の経営コンサルティング会社という業態が日本に上陸してから、すでに40年以上の月日が経つ。今も“ビッグ4”の一角を成す米A.T.カーニーは、顧客企業の現場にコンサルタントを常駐させるスタイルを取ることで、「オペレーション関係の仕事に強い」とされる。実際に同社には事業会社からの転身者が少なくない。岸田雅裕・日本代表に、最近の問題意識を聞いた。
第322回
米国発の経営コンサルティング会社という業態が日本に上陸してから、すでに40年以上の月日が経つ。今も“ビッグ4”の一角を成す米A.T.カーニーは、顧客企業の現場にコンサルタントを常駐させるスタイルを取ることで、「オペレーション関係の仕事に強い」とされる。岸田雅裕・日本代表に、最近の問題意識を聞いた。
第1110回
日本で最もトイレについて真剣に考えている人たちが集まるTOTO。同社はこの4月中旬に、設備拡張に合わせて面白い空間づくりを目指す成田国際空港の要請に応えて、日本にやって来る外国人にアピールするための「体感型トイレ空間」を設置する(現在は工事中)。
第179回
ファルケンの販売強化に加えて、今後の勝敗の鍵を握るのが、高性能の低燃費タイヤ。その競争領域は素材そのものの開発にたどり着く。住友ゴム初となる、タイのゴム農園に潜入した。