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日本人の10人に1人がかかる慢性腎臓病。初期から中期は自覚症状がなく、末期の人工透析が必要になるまで切実な問題と思えない人が多い。慢性腎臓病とはどのような病気でどんな人がなりやすいか。聖路加国際病院腎センター長の中山昌明医師に聞いた。
第238回
配偶者の喫煙が関連 日本人女性の乳がん発症
女性の12人に1人が罹患する乳がん。増加傾向には、確実に脂肪過多の食生活や飲酒が影響しているといわれている。しかし、発がんリスクの筆頭にあげられる「喫煙」との関係については、長らく曖昧なままだった。
第208回
タバコはふかすか、吸い込むか 吸い方一つで肺がんリスクが上昇
愛煙家の皆さま、たばこの吸い方一つで肺がんの発症リスクが大きく変わるようです。愛知県がんセンター研究所の福本紘一氏らの研究報告から。福本氏らは、生検で新たに肺がんと診断された患者群653人と、ほかの病気で通院中の453人、地域住民828人を対象に、たばこの吸い方と肺がんの発症について比較検討した。
第201回
禁煙が発症リスクに?中高年の潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎(UC)は、大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる炎症性疾患。国によって難病指定されている。便がだんだん緩くなるのが初期症状で、重症化すると頻繁に血便や下痢、腹痛を起こし、発熱や体重減少が生じる。
第1回
喫煙はいわゆる「ニコチン依存症」という一人前の病気として扱われます。この依存症からの脱却は想像以上に辛いもの。その辛い禁煙を、成功に導く6ヵ条をお教えしましょう。
第157回
非喫煙、非飲酒でも要注意 その胸の痛みは喉のがん?
頻繁な胸焼けは、鼻の奥から声帯にかけた「咽頭・喉頭」のがんを引き起こすリスクがあるようだ。がん予防学の専門誌に掲載された米ブラウン大学の研究から。同研究では、ボストン在住の咽頭がん患者468人、声帯にがんが見つかった患者163人と一般住民とを比較した。
第152回
目覚めの一服はリスクが大!?最低でも31分は我慢すること
先日、米ペンシルベニア州立大学の生物行動学講座の研究グループから「目覚め直後の一服は、肺がんや口腔がんの発症リスクを高める」という研究結果が、専門誌に報告された。その日最初のたばこを起床後30分以内に吸う人は、31分以上たってから「最初の1本」に手を伸ばす人よりも、たばこ特有の発がん物質の血中濃度が高かったのである。
第129回
日本人の喫煙習慣と寿命 死亡率は2倍、命は10年短縮
どうやら日本人でも喫煙習慣で平均10年は寿命が縮むようだ。この数年、日本人のタバコ離れは急速に進み、全男性の喫煙率は35%を割り込んだ。ただし、それを牽引しているのは家計と健康を気にする高齢者である。
第104回
がんがアルツハイマー病を予防!?喫煙関連がんでリスクが74%低下
先月、英医学雑誌「BMJ」に興味深い論文が載った。米フラミンガム・スタディからの報告。それによると、がん経験者は健康な人よりもアルツハイマー病を発症するリスクが33%減少し、しかも喫煙が関係するがんの生還者では、74%も(!)リスクが減る、というのだ。
第86回
アイスランドではタバコの小売りを法律で禁じたうえ、「ニコチン依存症」の患者には医師の処方下でのみ、喫煙を許そうという動きまであるらしい。そこまで極端ではないが、日本でも喫煙者の肩身は狭い。
第39回
職場は全面禁煙だし、家庭では子どもの健康のためにも禁煙したい。そう思っているビジネスマン少なくないだろう。しかし、いろいろな禁煙製品を試してもなかなかタバコを止められないのが現実だ。
第29回
ある日、痛くもないのに派手に赤いおしっこが出たYさん、56歳。念のため受診した泌尿器科でがん専門施設を紹介された──。
第22回
各種調査によると、禁煙に成功した人でも平均2~3回は挫折している。やめる意思はあるのに、なぜか? それは、喫煙が薬物依存という、れっきとした「病気」だからだ。
第91回
ハーバード大学の人気教授は、「白熱教室」のサンデル教授だけではない。クリスタキス教授もその一人で、「好きな教授」ランキングでは常にトップクラスにつける。その偉才が、肥満や幸せも伝染すると説く著書を出版し、改めて注目されている。現実社会の絆が持つ驚異の力とは?
第6回
タバコはまさに「百害あって一利なし」。あらゆる病気の発生率は、タバコを吸う人のほうが高い。“根性”だけが頼りだった禁煙に、内服治療薬が登場など、“理性的”禁煙の土台は整っている。
第23回
タバコで気を落ち着けたり、酒で陽気になる人も多いですが、お酒とタバコが健康にはよくないのはいまや常識。しかし、脳そのものへの影響はどうなのでしょう。