2021年入試と進学状況

　2021年の入学試験は、午前中に4教科（各40分）の試験を受けたあと、午後には面接と体育実技の試験がある。実技はマット、ジャンプ、ボール投げなど。着替える場所はないため、運動しやすい服で来校してほしいとのこと。校内に携帯電話とスマートホンは持ち込み禁止で、これは入学後も同様だ。

　普通部では、正課＞課外（行事）＞部活という優先順位である。授業は土曜を含む週６日あり、それはずっと守っている。クラブ活動で大会などに出ても公欠扱いにはならない。学年末に進級判定を行い、達していない場合には再修制度が設けられている。

　長期欠席は、親の海外赴任に帯同する場合は良いが、海外留学では認められない。

　高校への進学は、男子校の慶應義塾高等学校（塾高）、志木高等学校、共学校のニューヨーク学院、湘南藤沢高等部から選べるが、湘南藤沢は横浜初等部からの内部進学が主のため、若干名となる。この5年間の実際の進学状況を見ると、ほとんどが塾高に進んでおり、例外的な年を除いて他校には0～3名程度となっている。

　普通部の在籍期間は3年間であるが、卒業後もずっと普通部のことを想ってくれるOBが数多くいる。卒業後50年経った65歳の時に普通部の同窓会を行う。