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アステラス製薬社長社長が語る世界再編への意欲

アステラス製薬社長 畑中好彦

週刊ダイヤモンド編集部
2016年9月2日
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アステラス製薬が提携する米企業を米ファイザーが1.4兆円で買収する。アステラスへ直接影響しないにせよ、世界では再編が熱い。

Photo by Kazutoshi Sumitomo

──2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業の合併で国内2番手となり、財務は良好。もう一段の再編に意欲は?

 確かに規模があれば、投資余力は出てきます。さまざまなアカデミアやバイオベンチャー、製薬会社と組んできていますから、ここに広がりを持てるのは大きなメリット。一方で規模が大きくなったとき、これを維持して価値を出し続けられるか。両方のバランスを、よくよく考えなくてはいけません。

 全体の売り上げ規模やシェアがどれだけ競争的な意味を持つのでしょうか。特定の治療領域で強くなり、そこで強みを生かして成長するという選択もある。合併以来、当社はその道を進んできました。

──アステラスを核に世界に伍せる日の丸製薬誕生という、外野が抱く待望論に温度差を感じますか。

 日本がホームマーケットの会社ですから、そうした期待に何らかの形で応えてはいきたい。規模を大きくすることを目指すのではなく、価値のある製品を次々に出すことを目指した結果、10年後にそういうポジションになっているかもしれません。

──大型合併によってではなく?

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