創業以来、新しいアイデアを積極的に取り入れて「絶えざる革新」を続けてきた花王グループ。会計財務部門においてもERP導入、IFRS適用など常に先進的な取り組みを進めてきた。しかし、そんな同社にも積年の課題があった。決算業務や請求書払いなどにおいて手作業が残っていることで、業務の統制強化・自動化が進まず、在宅勤務推進の障害となっていたのだ。

 決算業務や請求書払いにおける手作業は、花王がこの30年間、改善が必要だと認識しつつもなかなか解決することができない積年の課題だった。この課題解決に向けて花王の背中を押したのは、コロナ禍による在宅勤務の推進だ。そのためには手作業の業務を可視化・自動化する必要がある。そこで同社の会計財務部門では、2020年10月、在宅勤務率80〜90%を目標に掲げ、それを達成するためのプロジェクトを立ち上げた。

 それから数カ月後——。従来は100%出社だった同社の会計財務部門は、21年7月時点で目標とする在宅勤務率80〜90%を達成した。わずか1年足らずで、花王はいかにして決算業務の手作業を自動化し、在宅勤務率の目標を達成することができたのか。本資料では、短期間で決算業務の自動化を可能にした画期的な方法を、花王の取り組みを例に取りながら紹介している。詳細は資料で確かめてほしい。