「課題」→「原因」→「解決策」→「効果」
で100%一発説得の快感を

横田 そうですね。前田さんも、『社内プレゼンの資料作成術』でプレゼン資料のロジックの組み立て方の「型」を提示されていますね?

たった1枚の手紙で<br />なぜ、1000万円の<br />アウディが売れるのか?

前田 はい。11月2日に開催する「ダイヤモンド社プレミアム白熱講座」で詳しくご説明するのですが、概略だけご説明すると、ビジネス・プレゼンのロジックは、ほぼすべて「課題」→「原因」→「解決策」→「効果」という構成にすればOKなんです
 すべてのビジネスは、誰かの課題を解決することによって、対価をいただく営みですよね?
 だから、まず第一に「解決すべき課題」を明確に示します。
 そして、「その課題が生まれる原因」を特定したうえで、「その原因を解消する解決策」を具体的に提示。そのうえで、「その解決策を実践した結果得られる効果」を示すわけです。
 この「型」を覚えるだけで、どんなプレゼンもロジカルで説得力のあるものになります。

横田 なるほど。たしかに、長々と要領を得ないプレゼンは、こうしたロジックが見えづらいですよね?

前田 ええ。だから、私は、いつもプレゼン資料をつくり始める前に、「課題」「原因」「解決策」「効果」について、それぞれ収集したデータや情報を手書きで整理して、ロジックがきちんと成立するかどうかをチェックします。
 こうして、頭を整理したうえで資料をつくれば効率的ですし、説得力の高いプレゼン資料ができあがります。

たった1枚の手紙で<br />なぜ、1000万円の<br />アウディが売れるのか?

横田 こうした伝え方の「型」を身につけているかどうかで、ビジネスパーソンの業績には雲泥の差が生まれますね。
 決して難しいものではないので、ひとりでも多くの方々に「型」を伝授していきたいですね。

前田 はい。「100%一発説得」の喜びを、今回の「ダイヤモンド社プレミアム白熱講座」でも多くのビジネスパーソンとシェアしていきたいです。

(第4回に続く)