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ユーザー間で分かれる絶賛と戸惑いの声
「フェイスブック」は日本でも本当にブレイクするか?

宮崎智之 [フリーライター]
2011年1月28日
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映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開されるなど、何かと話題のフェイスブック(facebook)。日本でもミクシィやグリー、ツイッターなど様々なSNSが普及しているが、「フェイスブックこそが大本命」とする声も多い。しかし、「使い方がよくわからない」「実名制に不安を感じる」など、既存SNSユーザーの間には戸惑いの声が多いのも事実である。フェイスブックは本当に大ブレイクするだろうか? ユーザーの意見を参考に、世界最大のSNSが持つ可能性と課題を探ってみた。(取材・文/プレスラボ・宮崎智之)

「世界最大のSNS」がいよいよブレイク?
本格普及を前に試行錯誤するユーザーたち

 「フェイスブックってもう始めた?」「ミクシィやツイッターとどう違うの?」
――最近、あなたの周囲でこのような会話をよく聞かないだろうか?

 フェイスブック(facebook)は、世界で約6億人が利用していると言われ、米国では人口の半分近くに及ぶユーザーを抱える一大SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。グーグルよりサイトの滞在時間が長く、今や世界中の人がフェイスブックを通じて交流や情報交換を行なっている。もちろん、世界最大のSNSが持つ市場価値に注目する企業や投資家も多い。

 創設者のマーク・ザッカーバーグらを描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開され、今や日本でもフェイスブックに関する報道が増えている。日本のユーザーはいまだ200万人ほどで、国内最大手のミクシィに遠く及ばないのが現状だが、SNSの大本命として「これから日本で爆発的に普及するのでは」という声も聞かれる。

 しかし、少なくても筆者の周りを見る限りでは、ミクシィ(mixi)やツイッター(twitter)がブレイクしたときのような肌感覚を、まだ得られていない。

 フェイスブックのユーザーは周囲でも着実に増えてきているものの、新しいメディアの登場に対する熱狂というよりは、「SNSの大本命が本格的に普及し始めたことを冷静に受け止め、試行錯誤している」といった印象が強い。実際、SNSユーザーの間では、絶賛の声と戸惑いの声が入り混じっている。

 いよいよ日本でも本格的な普及が始まったフェイスブックが持つ可能性と課題とは、いかなるものだろうか?

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宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


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