「よちよち歩きの子ども」に効く語りかけの方法は?

 成長して活発になると、語りかけがラクになり、違和感が薄れます。

■子どもがしていることを「実況中継」する

「○○ちゃんは引き出しを開けました。閉めました。開ける。閉める。開ける。閉める。よくできました! 引き出しを引いて開ける。引き出しを押して閉める。引く。押す。引く。押す。あら、ペンだわ。○○ちゃんは、引き出しのなかからペンを見つけました。まあ、ペンのキャップを取ったわね! それ、ママが預かるわ」

■「関心を持っていること」を説明してあげる

「そうよ、それはパパのヘルメット。ヘルメットよ。パパが頭にかぶるの。ストラップをあごでぱちんと止めるのよ。これで安全に自転車に乗れるの」

■単語から「文章」をつくる

「フ・タ。これはフタよ。お鍋にかぶせるもの。ママはお鍋にフタをかぶせる。○○ちゃん、お鍋にフタをかぶせてくれるかな?」

 おしゃべりが始まると、こういった関わりが楽しくなります。それに、たまらなくキュートです。子どもはたちまち、親の言うことをなんでも真似しはじめます。言ってほしい言葉を教えましょう。