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グローバル仕事人のコミュ力 澤円

デートに相手が大遅刻して「怒り」が湧くのはなぜか

澤 円 [日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター センター長]
【第10回】 2017年1月12日
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デートの相手が遅刻したときに、怒りが湧く時と、湧かない時があるのはなぜでしょうか?

 皆さん、こんにちは。澤です。

 2017年もよろしくお願いします。

 今年最初の記事は、昨年最後に扱ったテーマ「アンガーマネジメント」の続きをお送りします。

 前回は怒りが連鎖するということと、メカニズムがあることをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 「あぁ、自分の職場のことだ…」
 「若いころ言われたのを思い出して、またなんとなくムカ~ってしました」
 「つい先日の出来事にそっくりすぎて辛い」

 上記のような感想を持った方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。まさに怒りというのは普段の生活のそこかしこに存在しており、その力たるや強大なものがあります。

 今まさに上映中の「スター・ウォーズ ローグ・ワン」の中で登場する「フォース」という不思議な力も、怒りに任せて使うことによって、強大な力(それも破滅へとつながる方向の力)を持つことが語られています。アンガーマネジメント的観点でスター・ウォーズシリーズを見ると、なかなか新しい発見があります(笑)。

 怒りが持つ力を印象付けるエピソードもあります。

 ある百貨店では、店員さんがお客様とどのような会話をしているのか調べる活動をしました。とはいえ、店先でスマホやタブレットで入力すると、「遊んでいる」とみられてしまうリスクがあります。そのため、必然的に業務終了後にまとめてバックヤードで入力することになります。

 結果がどうなったかというと、入力される内容はお客様から怒られた、というコメントばかりになったそうです。もちろん他にもたくさんの会話がなされていたはずなのですが、とにかく印象に残りやすいのは、やはり怒りに乗せて発せられた言葉なのですね。それくらい、怒りというのは人の心に訴えかけるパワーを持っているのです。

 さて、今回は怒りのメカニズムについて紹介したいと思います。

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澤 円 [日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター センター長]

立教大学経済学部卒。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、マイクロソフト(現日本マイクロソフト)に転職。情報共有系コンサルタントを経てプリセールスSEへ。競合対策専門営業チームマネージャ、ポータル&コラボレーショングループマネージャ、クラウドプラットフォーム営業本部本部長などを歴任。2011年7月、マイクロソフトテクノロジーセンター センター長に就任。著書に「外資系エリートのシンプルな伝え方」がある。Twitter:Madoka Sawa (@madoka510)

 


グローバル仕事人のコミュ力 澤円

グローバル化が進む現代において、ますます必須になるコミュニケーション力。グローバルに活躍できる人は、どう“コミュ力”を磨いているのでしょうか。マイクロソフトテクノロジーセンターのセンター長として、エグゼクティブお向けに、さまざまなプレゼンテーションを行い、同社でトッププレゼンターの地位を確立している澤円さんが、そのスキル・知見を出し惜しみなく紹介します。

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