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ちょいメタ親父は骨がもろい!?
メタボ型骨粗しょう症を防ぐ

監修 森 聖二郎(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター臨床研究推進センター部長)

井手ゆきえ [医学ライター],-週刊ダイヤモンド編集部-
【第40回】

 骨折で入院した父親を見舞ったNさん、48歳。担当医から「お父さんは骨粗しょう症の治療が必要ですね」と言われ、驚いてしまった。女性の病気じゃないのか?

 骨粗しょう症は「骨の強度が低下し骨折しやすくなる骨の障害」と定義される疾患。もちろん男性も罹患する。患者数は女性の3分の1、約300万人と推計される。数は少ないが発症後の影響はより深刻で、骨粗しょう症骨折後の男性の死亡率は一般に比べ、3.51倍に上昇するという報告があるほど。最近は骨粗しょう症に性差があることもわかってきた。

 骨はコラーゲンとカルシウムで作られる鉄筋構造で、海綿骨とその表面を覆う皮質骨の二重構造をしている。女性型骨粗しょう症は、鉄筋構造を維持するコラーゲン製の支柱や梁が減少・消失し、骨がすかすか状態になることで生じる。一方、男性の骨粗しょう症は支柱や梁の数こそ変わらないが、年齢とともに厚みがどんどん「薄く」なるタイプ。構造自体は保てるので女性ほど急激に骨折リスクが上昇するわけではないが、後々の悪影響は前述のとおりだ。

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井手ゆきえ [医学ライター]

医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。

 

週刊ダイヤモンド編集部


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