2024.4.24 直腸がん手術は「週の前半」が経過良好、手術曜日と転帰の関連を広島大が調査 週末(土日)に手術を受けた患者は、緊急手術、予定手術(待機的手術)を問わず平日より経過が悪い傾向がある。「weekend effect」と呼ばれる現象で、病院の多くは暗黙の了解として週末には待機的手術を入れないよう調整している。
2024.4.17 糖尿病患者の「死因」が治療の進化で変化、平均寿命の改善も続く 糖尿病(DM)の患者さんは、一般に心筋梗塞などを発症しやすく、平均寿命が短いとされる。このため加入できる生命保険が限られ、住宅ローンが組めないなどの制約も多い。しかし近年の治療の進化で、死因が変化し、平均寿命も一般人のそれに近づいて…
2024.4.3 動脈硬化を抑制?ラクラク取り組める「4・4・8呼吸法」とは 生きている以上、生理的な動脈硬化を逃れる術はないが、少なくとも過度な進行を抑える方法はいくつかある。帝京大学と奈良県立医科大学の研究者は、リラックス効果を誘発する呼吸法が動脈の血管壁の硬さ(動脈スティフネス)に及ぼす効果を調べた。
2024.3.27 厚労省の「飲酒ガイドライン」登場、アルコール度数×摂取量で適切に管理を 2月19日、厚生労働省から国内初の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(飲酒GL)」が公表された。20歳以上の健康な成人を対象としたもので、個々の適切な飲酒量と飲酒行動の判断の目安として利用してほしいという。
2024.3.25 血管の老化にあらがうクスリとは?生活習慣病薬、抗がん剤と老化の意外な関係 食事や運動で血管老化にあらがうのもいいが、手っ取り早く治療できないものか。実は、生活習慣病の治療薬の中に、理論的には抗血管老化作用のあるものが幾つかある。
2024.3.24 血管アンチエイジング5箇条の一つは「血管年齢を定期的に測ること」、その正しい測定方法とは? 血管を意識したアンチエイジングこそ、真のアンチエイジングであり、自分の血管年齢こそ知っておくべきもの。「抗血管老化の5箇条」と共に、血管年齢を測定する三つの方法をお届けする。
2024.3.23 スイカで対策!血管の老化にあらがう最強物質の合成・分泌を促進する“攻めの食材”リスト&運動法を大公開 血管内皮細胞が分泌する一酸化窒素(NO)は、抗血管老化において最強物質と呼べるだろう優れものだ。このNOの合成・分泌を促すにはどうすればいいのか。“攻め”の抗血管老化策となる食材リストと運動法を大公開する。
2024.3.22 ブロッコリーで血管老化にあらがう!「抗酸化・抗糖化・抗炎症」に作用する食材リスト大公開 血管老化にどうあらがうか。血管老化に拍車を掛ける要因を減らす食事とは?食べる順番とは?「抗酸化・抗糖化・抗炎症」に作用する食材リストを大公開する。
2024.3.21 もんたよしのりさんの命を奪った「大動脈解離」、何が致命的な結果を招くのか? 何の前触れもなく胸や背中の激痛と共に発症する「大動脈解離」。致死率が高いこの病気は何によって起こるのか。大動脈解離と血管老化の関係に迫る。
2024.3.20 春の健康診断で異常があったら「早期受診」を!入院・死亡リスクに差 春の健康診断(健診)シーズン間近である。国立国際医療研究センターの研究グループは、全国健康保険協会が保有するおよそ4000万件の健診・診療報酬明細データから、健診で高血圧や高血糖などのリスクを指摘された人の「その後」の受診行動と、入院…
2024.3.20 血糖値が高いと“スカスカくねくね血管”が大量発生!糖尿病合併症が物語る「ゴースト血管化」の怖さ 毛細血管が老化によって消失していく「ゴースト血管化」が生じると、末梢組織の血流が滞り、さまざまな不具合が生じる。このゴースト血管化は加齢で進行するだけでなく、高血糖などによって加速する。高血糖や糖尿病、糖尿病合併症と血管老化の関係…
2024.3.19 高血圧・脂質異常症から死因第2位の「大血管病」に至る確率は?【発症リスクのチェックリスト】 多くの日本人の死因となっている「大血管病」は、血管の老化と生活習慣病の合わせ技で引き起こされる。そこで高血圧や脂質異常症から大血管病を発症する仕組みとともに、血圧値とコレステロール値のそれぞれを基にした発症リスクのチェックリストを…
2024.3.18 認知症にもつながる!?毛細血管が消える「ゴースト血管化」の恐怖 人は血液循環を支えるスーパー細胞である「血管内皮細胞」の老化とともに老いていく。この老化現象、動脈のような太い血管だけでなく、毛細血管についても侮れない。毛細血管が消失していく「ゴースト血管化」がさまざまな病気につながっていくのだ…
2024.3.18 “血管年齢の若さ”を保つことこそ真のアンチエイジング!「抗血管老化の最強物質」を徹底攻略 「人は血管とともに老いる」とは、医学教育の基礎を築いたカナダの名医、ウイリアム・オスラー博士の名言だ。実際、日本人の死因の第2位は「血管病」ともいえる心疾患で、第4位の脳血管疾患と合わせると第1位のがんに匹敵する。ずばり、血管の若さ…
2024.3.7 3月8日は国際女性デー「性差医療」に注目しよう 3月8日は国際女性デーだ。せっかくだから「性差医療」について紹介しよう。性差医療とは、男性と女性の解剖学的、生理学的な違いや、同じ病気でも発症率や経過が異なることを踏まえた医療を指し、普段よく耳にする疾患にも「性差」は存在する。
2024.2.28 災害高血圧と合併症の予防法「140/90mmHg」を1つの目安に 令和6年能登半島地震から、およそ2カ月が過ぎた。避難所生活の長期化で、災害関連死がじわじわと増えてくる時期だ。日本高血圧学会では、「災害高血圧と合併症予防の10項目」で、注意を呼びかけている。
2024.2.21 2月は生活習慣病予防月間、食習慣の改善で「腸活」を! 毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」だ。今年のテーマは「少食で腸活」。主催者の日本生活習慣病予防協会が提唱する、腹八分目とバランスの良い食事で腸内環境を整えようという意味があるそうだ。
2024.2.7 「自分は実年齢より老けている」と思う人は死亡・疾病リスクが高い…畿央大の調査より よく「病は気から」というが、「老いは気から」もまた、真なりらしい。近年、自分をイメージしたときに感じる年齢――「主観的年齢」が「暦年齢」より老けている人は、「気持ちが若い」人よりも、死亡・疾病リスクが高いことが知られるようになった…