ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
エコカー大戦争!

トヨタを凌ぐ高級品?新興国で広がる
「ホンダ=BMW」の意外なイメージと
中国新ブランド「理念」の正体

桃田健史 [ジャーナリスト]
【第23回】 2009年12月25日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 「(ホンダのブランドイメージは)BMW並みだ」(タイのホンダ現地工場関係者)。

 「シビックでも十分に高級車。アコードになると、BMWとかと同じセグメントに見られる」(ブラジルのホンダ現地工場関係者)。

 「アコードは高級車。BMWやメルセデスと同格」(インドのホンダ販売店関係者)。

 「中国ではアウディやBMWを買うのが庶民の夢。アコードは、それらと同程度のステイタスシンボルだ」(アコード中国国内生産販売累計100万台突破の記者会見後の、地元メディア関係者の弁)。

広州ホンダが2010年末の投入を予定している新ブランド「理念」のコンセプトカー。実際の「理念」の量産型第一弾は、超小型3ドアハッチバックと推測される。詳細は、本記事の5ページ以降を参照。

 新興国市場を巡っていると、こうした「一般の日本人には到底理解も想像もできないようなホンダのイメージ」が浸透していることに驚かされる。

 これはけっして、給与水準で比較して新興国が先進国(日米と旧西欧)より低いため「舶来品が押し並べて高級品」という解釈ではない。あくまでも、ホンダ単体のイメージが「BMWっぽい高級感」なのだ。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


おすすめの本
おすすめの本
好評発売中!
「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」

ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車の共存でビジネスモデルは混沌!トヨタ、ホンダ、日産、三菱など日本メーカーは世界で勝てるのか?年間飛行機移動時間が最も長い日本人自動車ジャーナリストが世界のエコカー事情を徹底取材。市場・インフラ、技術、政策、各社の戦略を詳細かつヴィヴィッドにレポート!

話題の記事

桃田健史 [ジャーナリスト]

日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中


エコカー大戦争!

「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。

「エコカー大戦争!」

⇒バックナンバー一覧