「今、ここ」に意識を集中させる「マインドフルネス瞑想」は、心身を整える効果が高いとして注目を集めている

要約者レビュー

「ついマイナスなことばかり考えてしまう」、「集中力がすぐに切れる」、「最近疲れやすい」、「将来に対する漠然とした不安が頭をよぎる」。一つでも当てはまる人は、本書『1分間瞑想法』を開いてみてほしい。

『1分間瞑想法』
吉田昌生
216ページ
フォレスト出版
1400円(税別)

 グーグルやアップル、マッキンゼーなどの世界の有名企業や経営者、ミランダ・カーのような一流モデル、イチローやジョコビッチなどのトップアスリートがこぞって実践している「瞑想」。とりわけ、心理学や脳科学を取り入れて、「今、ここ」に意識を集中させる「マインドフルネス瞑想」は、心身を整える効果が高いとして注目を集めている。

 瞑想をするとどんな効果があるのか。まずは集中力が高まり、感情のコントロールがうまくなる。さらには自律神経が整い、痩せやすくなり、ストレスが軽減されていく。思考のスピードと質が向上し、ポジティブで幸福感の高い生活を送れる。まさにいいことづくめだ。

「瞑想を生活に取り入れてみたいが、10分、20分と瞑想を続けるのは無理」、「雑念ばかりが浮かんでくるので挫折してしまった」。そんな人にこそお薦めしたい瞑想の入門編が『1分間瞑想法』だ。「たった1分でも効果が得られるの?」と懐疑的な人も、本書を読んで毎日実践していくことで、みるみるその効果を体感するにちがいない。なぜなら瞑想によってマインドフルネスな状態を生み出し、その効果を十二分に味わうには、瞑想の習慣を継続することが大事だからだ。続けやすさを何よりも重視した本書で、瞑想の世界を存分にお楽しみあれ。 (松尾 美里)

本書の要点

・瞑想によって心身が調和し、不要な感情を手放して日々の幸福度を高められる。この効果を得るには「1日1分」でいいので瞑想を習慣化することが肝となる。
・より深く瞑想するには、調身(姿勢を整える)、調息(呼吸を整える)、調心(心を整える)の3つを意識するとよい。
・瞑想で「今、ここ」に100%集中するマインドフルネスの状態になると、「気づく力」が養われて、感情に振り回されることが減る。