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がんばらない介護
【第6回】 2017年3月23日
著者・コラム紹介バックナンバー
橋中今日子

怒りを抑えこまずに、
外に出して解消する
家族間のトラブルを解決する方法2

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ストレスをためない呼吸法を習慣に

気の抜けない介護生活が続くと、本人が思っている以上にストレスがたまります。
自分が無理していることに気づかず、呼吸が浅くなって神経が高ぶり、リラックスできていません。

介護する人の心の健康を守るためにおすすめしたいのが、副交感神経が優位になる呼吸法です。

 「深呼吸」といえば、息を吸って吐く人が多いのですが、副交感神経を優位にするには、順番が逆になります。
最初に口からフウーッとなるべく長く息を吐いて、次にゆっくりと鼻から吸ってください。
「まず吐いて、その後で吸う」のがポイントです。

また、吐く時間のほうを2倍長くしましょう。
6秒吐いたら、3秒吸う感じのテンポで繰り返し、呼吸そのものに意識を向けてください。

この呼吸法は、思わずカッとなり、頭に血が上ったときにも冷静になれる有効な手段です。
売り言葉に買い言葉になりそうになったら、まず息を吐き、心をいったん落ち着かせてください。

ちなみに、副交感神経を優位にすることは、睡眠の質をあげるためにも役立ちます。
寝る前の習慣にすると心がフラットになり、寝つきやすくなるので、寝つきの悪い方もぜひこの呼吸法を取り入れてください。

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理学療法士
リハビリの専門家として病院に勤務するかたわら、認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟、の家族3人を21年間にわたって1人で介護する。仕事と介護の両立に悩み、介護疲れをきっかけに心理学やコーチングを学ぶ。自身の介護体験と理学療法士としての経験、心理学やコーチングの学びを生かして、介護と仕事の両立で悩む人、介護することに不安を感じている人に「がんばらない介護」を伝える活動を全国の市区町村で展開中。企業では、介護離職防止の研修も担当。ブログ「介護に疲れた時に、心が軽くなるヒント」では、「介護をしていることで、自分の人生をあきらめないで!」「あらかじめ対策を知っておくことで、問題は回避できます!」といった介護疲れを解消し、心がラクになる情報を発信中。NHK、TBSほか、テレビやラジオでも活躍中。


がんばらない介護

リハビリの専門家(理学療法士)であり、認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟、の家族3人を21年間にわたって1人で介護してきた橋中今日子さんが、3/16配本の著書『がんばらない介護』の中から、DOL読者にふさわしい10項目をピックアップして紹介する。また、母親の在宅介護を経験した作家・落合恵子さんとの4回にわたる「介護と仕事の両立」をテーマにした対談も掲載。

「がんばらない介護」

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