ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
カラダご医見番
【第51回】 2011年7月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
井手ゆきえ [医学ライター],-週刊ダイヤモンド編集部-

認知症治療は飲むか、貼るか
10年ぶりに新薬3剤が登場
アルツハイマー型認知症治療薬

1
nextpage

 昨年末からアルツハイマー型認知症(略称AD)治療薬の3剤が相次いで承認を了承された。この領域では約10年ぶりのこと。夏頃にはようやく、世界標準の4製剤が使用できるようになるわけだ。

 これまで国内唯一の治療薬だった「ドネペジル塩酸塩(商品名アリセプト)」は、1999年に日本国内で承認されるや否や、右肩上がりに処方が急増。発売後数年で国内の年間売上高1000億円以上の大型製剤に成長した。日本の認知症治療薬市場=アリセプトであり、新薬3剤がどこまでこの牙城を突き崩せるかは未知数ではある。

 新薬3剤の一つ、「メマンチン塩酸塩(商品名メマリー)」はすでに世界70ヵ国で中等~高度のADに使用されている薬。アリセプトとは違う作用メカニズムを持ち、海外では2剤併用で優れた効果が報告されている。

1
nextpage
Special topics
ダイヤモンド・オンライン 関連記事


DOLSpecial

今週の週刊ダイヤモンド

2014年7月26日号

週刊ダイヤモンド最新号

定価710円(税込)

週刊ダイヤモンドのサイトへ
特集

相場をうごかす
アベ経済マフィア
全人脈・全内幕

      
  • Part 1 経済政策を牛耳る政・財・官・学の全貌
  • 激変する政策の決定プロセス 首相を支える40人のキーマン
  • "官邸相場"操る官房長官が主宰 株価対策で集う秘密会議の内情
  • Column "経済マフィア"を通じた知られざる三大改革ルート
  • 激突! 財務省vs経済産業省 政権影響度はどっちに軍配?
  • Column 政治家に人気の四大ホテル、若手は赤坂の個室居酒屋…
  •   
  • Part 2 市場関係者も必読! 知られざる重大政策の裏側
  • 年金 幹部の抵抗、買い増し失言… GPIF改革で燻る不協和音
  • Interview 米澤康博●GPIF運用委員長、早稲田大学大学院教授
  • 農業 農水族の仲間割れで進む JA全中の支配体制の崩壊
  • 覆面座談会 現役秘書軍団が大放談 政治力高い意外な企業
  • カジノ 解禁に向けカウントダウンも障害は身内の実力派の女刺客
  • 減税 栄華誇った党税調の軽量化で減税率・下げ幅は官邸主導
  • 医療 最凶の岩盤は打破できるか 鍵は厚労族の新たなるドン
  • ゼネコン 急増する公共事業を武器に最強の族議員が狙う復権
  • 竹中平蔵が推す次の巨大金脈 住商、東急…業界大手が食指
  • 水素に地熱、新族議員が続々 近未来の有望業界はどこ?
  • 長老、失言…政治記者が明かす 目から鱗の四大相場反転リスク
  •   
  • Part 3 迫り来る内閣改造の中身と解散総選挙のタイミング
  • 永田町ライブ! 200回突破拡大版 後藤謙次●政治コラムニスト
  • 「解散方程式」の解は来年9月 内閣改造では過半数を入れ替え
  
underline

週刊ダイヤモンド1冊購読

話題の記事

井手ゆきえ [医学ライター]

医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。

 

週刊ダイヤモンド編集部


専門医の監修を得て、あなたの症状に潜む病気の可能性を検証。カラダのアラームをキャッチせよ。


カラダご医見番

ハードワークのストレスに加え、飲酒や脂っこい食事。ビジネスマンの生活習慣は健康面からは実にハイリスクです。痛い・苦しい・痩せた・太った・イライラする…。そんな症状はどのような病気の兆候なのか?どんな治療が有効なのか?いきいきと働き続けるために、身体と病気に関する正確な知識が欠かせません。

「カラダご医見番」

⇒バックナンバー一覧