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家を買って得する人、損する人
【第5回】 2017年6月22日
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松本智治

賃貸のままでは、「長生き」に耐えられない?

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今から、家を買うには将来、損しないかどうかまで、計算してから買ったほうが安心です。その計算が簡単にできるツールが付録でついている『家を買って得する人、損する人』が発売されました。
ほかにも住宅購入の損しないポイント、築年数ごとのねらい目物件の選び方、将来破産しないための資金計画、住宅ローンの選び方ノウハウ、損しない物件を紹介してもらうための不動産業者との付き合い方まで……家を買うときに、役立つ情報が満載。この連載では、本から一部を抜粋、再構成してご紹介します。

日本人の平均寿命は100歳に達する!

 厚生労働省の調査によれば、2015年時の日本人の平均寿命は女性で87・05歳、男性で80・79歳と、いずれも過去最高を更新しました。下表の「日本人の平均寿命(1991年~2015年)」の推移によれば、過去25年間において日本人の平均寿命は男女ともに5歳のび、毎年およそ0.2歳ずつ平均寿命がのび続けている計算になります。

 現在40歳の女性であれば、将来時点の平均寿命は約9~10歳程度のびることになります。さらには、現在5歳の児童であれば平均寿命は16~17歳程度のびる計算です。すなわち、今の5歳の女の子の平均寿命は100歳を超える計算になります。

 もちろん、このような単純計算ではいかないと思われますが、『LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)という書籍では、「2050年までに、日本の100歳以上人口は100万人を突破」し、さらに、「2007年に日本で生まれた子供の半分は、107年以上生きることが予想される」と記しています。ですから、今現在30歳の男性の平均寿命が90歳に達するというのは想像に難くありません。

 仕事を退職し、余生がまだ30年あるとなれば、「もう一度、人生を生きる」くらいの感覚ではないでしょうか。今の子供たちの世代では、さらにはっきりと人生を2度経験するような世の中になるでしょう。このような時代が来るとして、住まいはどのように考えたらいいのでしょうか。

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松本智治

松本智治(まつもと・ともはる) 不動産鑑定評価システム代表、不動産鑑定士。神奈川県横浜市出身、大学卒業後、不動産鑑定事務所、不動産仲介業、戸建て分譲デベロッパーを経て独立、投資用不動産調査や事業用不動産コンサル業務などを行う。

住宅仲介会社では契約取引業務、戸建て分譲デベロッパーでは用地の仕入れから販売まで1,000戸以上に関わる。不動産鑑定評価関連では、外資系金融機関(ゴールドマン・サックス、ドイツ銀行等)からの不動産デゥーデリジェンス(詳細調査業務)なども含めて幅広く関わり、これまでの不動産価格に関する鑑定及び査定実績は大小含め1,000件以上。オフィスや店舗賃料に関する「適正賃料マーケット・レポート」の作成にも携わり800件以上の査定実績を有する。仲介から戸建て建築、宅地造成、ビル建築再開発、賃貸不動産経営、そしてエリア調査まで、不動産に関わる現場を広く経験しているのが強み。

一般の住宅購入検討者に対し、購入すべきか賃貸とするか、購入するときの物件選別ポイントなどの住まい購入に関する相談などを受け、偏らないアドバイスが好評を得ている。

 


家を買って得する人、損する人

家を買うときには将来、損しないかどうかまで、計算してから買ったほうが安心です。 この度、発売した本には、住宅購入の損しないポイント、築年数ごとのねらい目物件の選び方、将来破産しないための資金計画、住宅ローンの選び方ノウハウ、損しない物件を紹介してもらうための不動産業者との付き合い方まで家を買うときに役立つ情報が満載。この連載は、この本から一部を抜粋して紹介します。

「家を買って得する人、損する人」

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