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日本を脱出する方法
【第1回】 2011年8月8日
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安田 修 [「海外移住情報」主催者]

いま、海外移住に注目が集まっている

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3月11日に日本を襲った東日本大震災。その際起きた原発事故は、いまだ収拾のメドが立っていないばかりか、放射能汚染の影響はいまや日本中に拡大している。さらに、財政悪化による増税、経済停滞とリストラ、日本社会の閉塞感など、なんとなく日本では生きづらいと感じる人が増えているという。最近日本を脱出する本を上梓した安田修氏に、海外移住の動向と簡単にできる方法などを聞いた。

大震災以降、日本人の意識が大きく変化!
先行きの不安から海外に目を向ける人が増加中

 日本はいま、過去に経験したことのない危機や試練に直面している。2011年3月に起こった東日本大震災による放射能問題だけでなく、日本の先行きに不安を持つ人も多い。

 震災復興のため、巨額の財政支出が避けられない日本は、世界に類を見ないほどの財政悪化国になりかねない。年金財源問題もまったく解消されず、社会保障の切り下げと増税という先行きの暗い話題も絶えない。

 若い世代を見れば、日本の雇用環境は悪化の一歩をたどり、正社員になるのも難しい状況。格差社会は是正されるどころか、ますます広がる様相もみせ、それならば、海外で働こうと考える人たちも増えてきている。

 このように日本から脱出したい理由は人それぞれ。海外で暮らすといっても、目的によっていろいろな形がある。

 では、具体的にどんな日本脱出の形があるのか見てみよう。

震災ショックのケアを目的に
妻と子どもが向かったスイス

 まず、幼稚園に通う子どもがいる横浜のTさん(33歳)家族のケース。

 近所に住む子どもの友達家族が、遊びに行っていた石巻の実家で大震災に遭遇し、行方不明となった。テレビで流される衝撃映像の影響もあって、一番ショックを受けたのは子どもだった。

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安田 修 [「海外移住情報」主催者]

1958年神戸市生まれ。ルポライター、広告代理店プランナー(大手旅行会社等担当)などを経て、現在はフリーライターとして活動。2000年に開設したWEBサイト「海外移住情報」は、海外移住マニュアルのパイオニアとして“移住ブーム” の火付け役となった。2009年8月、東京から沖縄の那覇に転居。著書に『日本脱出マニュアル』(羊土社)、『アジアで起業!読本』(情報センター出版局)などがあり、移住を通じての“人の在り方”にこだわり続けている。
【海外移住情報】http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation


日本を脱出する方法

3月11日に日本を襲った東日本大震災。その際起きた原発事故は、いまだ収拾のメドが立っていないばかりか、放射能汚染の影響はいまや日本中に拡大している。さらに、財政悪化による増税、経済停滞とリストラ、日本社会の閉塞感など、なんとなく日本では生きづらいと感じる人が増えているという。『日本を脱出する本』を上梓した安田修氏に、海外移住の動向と簡単にできる方法などを聞く、全5回の短期集中連載。

「日本を脱出する方法」

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