日本上陸が話題になっている自転車シェアリングの「モバイク」。北京・中心地区の歩道には、おびただしい数の自転車が割に整然と並んでいる。シェアリング会社によってカラーが違っていて、オレンジ、黄色、緑、青など色とりどりの自転車が混在している。

 このシェアリングサービスが急速に広まったのは、わずか半年前のこと。にもかかわらず、すでにシェアリング会社の淘汰が始まっている。「2ヵ月に1度」の動きとはこういうことか!

 30分以内ならばどこでも乗り捨て可能で0.5元(約8円)。キャンペーンを利用すればタダでも乗れる。そんな採算度外視の競争を繰り広げた結果、オレンジの「モバイク」と黄色の「ofo」が最終決戦に臨んでいる。

 乗り方は簡単。路上の自転車にあるQRコードにスマホをかざすだけ。降車後にサドル下にあるレバーを引くと自動的に返却したことになり、スマホ1つで決済が完了する。

かつて自転車大国だった中国が復活したかのよう!? Photo:DW

 自転車シェアリングの普及で、1980~90年の自転車大国・中国が復活したかのような、ちょっと懐かしい光景が見られるようになった。とはいえ、北京の交通渋滞は相変わらずだ。流しのタクシーをつかまえることは至難の業。手を挙げて空車のタクシーを止めようにも、乗車拒否して去っていってしまうのだ。

 そこで、皆が利用しているのが配車アプリ。タクシーを呼び、現在位置を知らせて乗車、お会計もスマホ決済で完結してしまう。最もポピュラーなのが、「Didi Chuxing(滴滴出行)」で、昨年には、配車サービス本家のUberチャイナを買収するなど勢力拡大中だ。