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カイゼン!思考力

本当にその確率?
――シミュレーション・ヒューリスティック

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第61回】 2011年8月19日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、「シミュレーション・ヒューリスティック」を取り上げる。

――問題です

 以下のAさんの問題は何か。

A「さて、明日はいよいよ経営陣向けのプレゼンだ。ここまで頑張ってきたのだから、ぜひ成功させたいものだ。でも、自分は上がり症だからな。もし最初で噛んじゃったりして、あたふたしたりしたら、オーディエンスからは冷たい視線が飛んで来そうだな。俺ってそういう視線に強くないからなあ。ますますプレゼンが拙くなって、伝えたいことが伝わらなかったらどうしよう…。もちろん、質疑応答で挽回するチャンスもあるだろうが、そういう時になると、俺の苦手なZ事業本部長あたりが、辛辣なコメントを最初にくれたりするんだよな。というか、その可能性はかなり高そうな気がする。Z事業本部長とはどうも昔から相性も悪いし。うーん、考えれば考えるほど、やられる気がする。そうなると絶対に俺、固まっちゃうだろうな。困ったなあ」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

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