公共料金は、従来通り銀行口座引き落としにして、通帳で過去の金額を振り替えるのがいい。もしくは、エクセルやメモで「過去の金額」を一覧できるように表を作ることをお勧めする。

 男性読者の中には「公共料金を節約しても、お金持ちになれるわけではない」と考える人がいるかもしれないが、毎月必ず発生し、かつ変動する支出を侮ってはいけない。

 以前相談に来た人で、家族4人暮らしにもかかわらず、電気代が月3万5000円を超えていて驚いたことがある。クレジットカード払いにしていて、明細は「総額」しかチェックしていないため、夫婦は電気代が高額であることに気がついていない。

「電気代が高い要因に心当たりは?」と尋ねてみると、「妻の母と同居で日中はホットカーペットをつけているから、それかもしれませんね」と答える。ひと部屋のホットカーペットをつけっぱなしでも3万5000円超えにはならないはず…。

 赤ちゃんが産まれたそうなので「洗濯はどこに干していますか?」と聞いてみると、「お風呂の浴室乾燥を使っています」。「毎日?」、「はい毎日」。

「それですね!」。お風呂の浴室乾燥は、乾くまで使うとかなりの電気を消費する。家計は赤字だったので「浴室乾燥は、やめておきましょう。奥さんが会社を辞めたのであれば、時間があるでしょうから外干ししましょうね」とアドバイスした。

 ご夫婦は「クレジットカード払いにするとポイントが貯まるから、可能な限りカード払いにしたけれど、深田さんが言うとおり、『総額』しかチェックしていなかった」と大反省の様子。ポイント欲しさにカード払いにしても、使いすぎを防ぐことができないなら「貧乏予備軍」になってしまうのだ。