みゅう(21/歌舞伎町):私はがっつく人がマジで嫌い。ねちねち連絡してくるお客さんとか?あれ、やめてほしいよ。暇つぶし程度に「来週の◯日、店にいる?」という要件だけの連絡でいいよ。好きなのは、趣味が合うお客さん。私はゲーム好きなんだけど、今の指名客たちは、趣味の友達と話しているみたいで楽しいよ。

さりな(22/歌舞伎町):要は、気を使ってくれる人がいいってことなんですよね。自分がされて嫌なことはしない人、気を使ってしゃべってくれる人、飲み方が綺麗な人。あとは、適度にお金を使っていただけたら、なおいい。

 キャバクラは酒場ですから、飲み方がすべてだと思うんですよ。最近は、お酒が飲めないキャストも増えているから、無理強いは絶対ダメです。

2時間で50万円を使って
サッと帰った人

――綺麗な飲み方、とは、具体的には?

なほみ:遊び慣れている人は、その辺わかっているよね。

みすず:ね!そういう人ってキャバがどういう場所だかわかっているから、たとえば私が「一緒にご飯行こう」と誘うと、「=同伴」と分かってくれます。慣れていない人は勘違いしがち。

なな:この前見てすごかったのが、一見で来て、パッと金を使ってサッと帰った人がいたの。2時間で50万円は使ってて、めっちゃかっこよかった! あれこそ“綺麗な飲み方”!だって普通は、使った分だけ見返りを求めたくなるじゃない?だけど彼は、文字通り、パッと来てパッと使ってパッと帰ったんだもん。

あかね:そんな人、めったにいなーい!まあ、余裕がある人は遊び方がスマートだよね。たとえば、夫婦仲が良い既婚者で、会社も安定しているような人。生活の基盤が安定しているから、おかしなことにならないような気がする。

――おかしなことって?

あかね:昨日までいい人だったのに、突然豹変するとか。

みゅう:いるいる!理不尽にキレてくる奴いたわ。お客さんによっては政治の話を持ち出す人っているじゃない?私からはしないようにしているし、肯定も否定もしないように黙って聞いていたら突然、「おまえみたいなのがいるから日本はダメになるんだよ!」とガチギレしてきたの。焼酎の瓶でぶん殴ってやろうとかと思ったよ。