-CASE STUDY- アトラスタワー六本木
2つのマンションを共同建替え
総合設計制度で余剰住戸を創出

 1971年築マンション(30戸)と、隣接する1980年築マンション(9戸)、個人所有ビルの3つの敷地を共同で建替えすることで、総合設計制度による容積率の割り増しを受けられ、多くの余剰住戸を創出した珍しい事例。計画段階では、円滑化法での前例がないことや、互いのマンションの文化が異なることなど、多数の問題があった。旭化成不動産レジデンスはコンサルタントと協力し、説明会などを繰り返し開催して住民間の価値観の共有化を図り、また弁護士や行政と協議を重ねながら法的な問題を整理していった。その結果、事業参画から約1年で決議が成立した。