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P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語
【第2回】 2011年11月8日
著者・コラム紹介バックナンバー
高田 誠

聞き取れなくても大丈夫!
なんとしてでも話の内容を理解するテクニック

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なんらかの理由から英語で仕事をしなければならなくなったとき、まず困るのがリスニング。そして、つい「教材を買って、リスニング力の基礎をつくろう」と思うはず。しかし、忙しいビジネスマンにとって、そんな悠長なことを言っている時間はない。まずは相手の英語を聞き取れなくても、1対1の場面で相手の内容を理解できれば、ある程度は問題なく仕事を進められるようになる。今回は、聞き取れない人でもできる「聞く技術」とは?

聞き取れないときは、
なんとしてでも相手の話を途中で止める

 日本人の常識として、なんとなく「相手の話を遮るのは失礼だ」という意識があります。

 もちろん、相手の言うことを意図的に遮って、自分の意見を言うことはあります。ただし、これは、政治家が討論しているときや、感情的な評論家が誰かを責めているとき、あるいは、喧嘩をしているときなどです。つまり、日本人にとって、相手を遮ったり止めたりしていいのは、相手との人間関係が重要でないケースに限ります。

 逆にいうと、相手を遮らない、相手を止めないことは、会話相手との人間関係を保つために大切な要素なのです。しかし、これも英語で仕事をしようとするときには障害になります。

 英語を話す人の中には、日本人との会話に慣れている人もいます。相手がどれだけ理解しているかを途中でチェックする人などもいて、こちらからしてみれば、とても付き合いやすい人たちです。

 しかし、英語は「意見表明」の言語ですので、相手が誰であろうと機関銃のようにまくしたてて話す人が必ずいるものです。日本人的にいうと、まるで「言い合い」のようなことを普通の会話で当たり前にする人たちです。あからさまに「負けないようにしゃべる」という発想を持っている人もいます。

 彼らにとって、遮られることや話を止められることは、ごく自然なことであり、まったく失礼ではないということを知ってほしいのです。そして、どんどん会話に割って入ってください。

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高田 誠 

1964年、群馬県生まれ。元P&Gジャパン広報渉外担当部長。1987年、東京理科大学卒業後、P&G入社。製品開発本部で日本、中国、グローバルプロジェクト担当後、広報渉外部でソーシャル・マーケティング、インフルエンサー・マーケティング、サステイナビリティ、企業広報に取り組む。英語がほとんど話せないながら、社内の公用語が英語で完全にグローバルなP&Gに入社。同社の英語研修で基本を学び、外国人の上司、同僚、部下との仕事上のやりとりで英語のコミュニケーションノウハウを習得。広報渉外部長として対外的なコミュニケーションも専門とする。2010年、P&G退社。現在、朝日サステイナビリティ・マネジメント代表取締役社長。人づくり、組織づくり、社会性とサステイナビリティをコンセプトにした企業支援などで活動。著書に『P&G式 伝える技術 徹底する力』(朝日新書)がある。


P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語

仕事で必要な英語は、ネイティブのような表現力ではない。必要なのは、目的を伝え、同意をしながら進めていく能力。それには最低限の英語知識と外国人相手に意思を伝えるスキルがあればいい。理系出身で、まるで英語のできなかった著者がP&Gというグローバル企業に入って直面したのが「仕事で使える英語力」。すぐにでも英語で仕事をしなければいけない環境下で身につけたノウハウを公開する。必要なレベルは中学英語。少ない語彙力で相手にわからないことを聞きながら、理解し、合意していくという手法で、明日からでも実践できる。

「P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語」

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