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P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語
【第3回】 2011年11月9日
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高田 誠

文法が違っていてもかまわない!
たどたどしい英語でも内容はきちんと伝わる

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いざ英語を話すときに大きな問題になるのが、苦手意識。もし「自分はしゃべれない」と思ってしまえば、何も話さなくても済んでしまうことが多いからだ。しかし、それでは、そこに存在価値はない。たとえ単語がスラスラ出てこなくても、発音が悪くても「言いたいことを伝える」。これが仕事での発想だ。今回は「話す」、そして「伝える」ための工夫を紹介していく。

話す前にやることがある!
伝える内容を事前に準備しておこう

 英語を話すために必要な能力は何でしょうか?

 かつての私は「その瞬間に、どれだけ多くの言葉を口にできるか」「その瞬間に、言いたいことをどれだけ効果的に翻訳できるか」といった、瞬間での能力だと思っていました。

 しかし、実際には「その場で何ができるか」ではなく「それまでにどんな準備をするか」が重要です。つまり「何を言うべきか」を事前に準備するのです。

 まず、「言いたいこと」「伝えるべきこと」を考えなければなりません。見た目のスマートさではなく「内容で勝負」という発想です。

 そもそも日本語の文章を直訳するのは困難で、「その場で訳す」のは神頼みに近いことです。そのため、話すべきことを英語でどう言うのかを考えておく、もしくは英文で書いてみて、それだけはしっかりと覚えておくようにします。

 ほかのことを話せなくても、大切なことを確実に伝えられるようにしておくのです。

 もとより、事前に用意できないなら、その場で言えるはずもありません。逆に、言えるという確信があれば、自信を持って打ち合わせに臨むことができます。

 似たような方法に、言うべきことを紙に書いておいてそれを読むというものがあります。これでも、とりあえずは目的を達成できます。

 しかし、これはあくまでも「読む」であって、「話す」ことにはなりません。決定的な違いとして、「読む」のでは、相手に伝わる力がとても弱くなります。これは日本語でも同じです。

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高田 誠 

1964年、群馬県生まれ。元P&Gジャパン広報渉外担当部長。1987年、東京理科大学卒業後、P&G入社。製品開発本部で日本、中国、グローバルプロジェクト担当後、広報渉外部でソーシャル・マーケティング、インフルエンサー・マーケティング、サステイナビリティ、企業広報に取り組む。英語がほとんど話せないながら、社内の公用語が英語で完全にグローバルなP&Gに入社。同社の英語研修で基本を学び、外国人の上司、同僚、部下との仕事上のやりとりで英語のコミュニケーションノウハウを習得。広報渉外部長として対外的なコミュニケーションも専門とする。2010年、P&G退社。現在、朝日サステイナビリティ・マネジメント代表取締役社長。人づくり、組織づくり、社会性とサステイナビリティをコンセプトにした企業支援などで活動。著書に『P&G式 伝える技術 徹底する力』(朝日新書)がある。


P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語

仕事で必要な英語は、ネイティブのような表現力ではない。必要なのは、目的を伝え、同意をしながら進めていく能力。それには最低限の英語知識と外国人相手に意思を伝えるスキルがあればいい。理系出身で、まるで英語のできなかった著者がP&Gというグローバル企業に入って直面したのが「仕事で使える英語力」。すぐにでも英語で仕事をしなければいけない環境下で身につけたノウハウを公開する。必要なレベルは中学英語。少ない語彙力で相手にわからないことを聞きながら、理解し、合意していくという手法で、明日からでも実践できる。

「P&Gで学んだ世界一やさしいビジネス英語」

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