日経平均株価は過去最長の16連騰を記録した Photo: Rodrigo Reyes Marin/AFLO

株価上昇局面で盛り上がる
「持たざるリスク」とは

 最近、株価が堅調だ。日経平均株価は、10月24日まで16日連続で上昇、過去最長記録を更新した。現在、株式を持っている人にとっては、実に楽しみな日々が続いていることだろう。

 しかし、一方では心中穏やかならざる人たちが、大勢いることも事実である。株が上がっているのは悪いことではないのに、なぜそんな気持ちになるのか。

 株式投資というのは価格変動が常につきまとうものであるから、株を持つことはリスクを負うことになるというのは誰でも知っている常識だ。ところが最近のように株式市場が上がり始めてくると、今度は「持たざるリスク」という言葉がよくささやかれる。

 これは、「株が上がっているのに持っていなければ、もうけ損なってしまう」ということを意味する言葉で、「株を持っていないこと自体がリスクになる」という含意を示している。