プレゼン、会議、打ち合わせに効果抜群! 仕事に効く「図の使い方」。
企業研修、ワークショップの実績多数! ニューズピックスのクリエイティブ統括者であり、どんなものでも「図」にする図解オタクの櫻田氏の新刊、『図で考える。シンプルになる。』が発売! 発売4日で重版も決まり、話題になっている。

WIRED、ハフィントンポストといったメディアからのデザイン依頼に加え、コンサルティングファームや広告代理店で「図解思考」「デザイン×図解」などのテーマで研修をこなす本格派は何を語るのか。その秘伝の秘を、本連載ではあますところなくお伝えします。(構成:中村明博)

「もう何も出てこない……」
そんなときこそ”図”を使おう!

 「アイデアが出ない。煮詰まった。もう何も出てこない……」

櫻田潤 (さくらだ・じゅん)ニューズピックス インフォグラフィックエディター。仕事に必要な知識を身につける過程で、「モノゴトを深く理解したい」という欲求を持つようになり、そこから本やテレビ番組の要約を「1枚の図」にまとめる習慣が生まれる。作り上げた図を、自分の個人サイト「ビジュアルシンキング」にアップしたところ、従来の図解にデザインの考え方を反映させた手法が話題になる。

 新人・ベテラン問わず、「アイデアをいかに生み出すか」は永遠の課題と言えます。

 「図で考える」というスキルは、情報整理に特化したものと思われがちですが、そんなことはありません。

 アイデアを生み出すツールでもあるのです。下図を見てください。

 このように図を前にすると、「このパーツを移動させ、これをこっちに」といった具合に動かしたくなります。入れ替え、足し算、引き算をして発想を膨らませましょう。

 ツリー図だけではありません。下図のように円を使って、発想を膨らませることも可能です。

「新しいアイデアは、既存のアイデアの組み合わせから生まれる」と言いますが、図は要素の組み合わせを試すのに最適なツールです。

 図で発想を膨らませましょう。

 アイデアは、論理的に考え過ぎると面白みがなくなり、小さくまとまったものになりがちです。適度に感覚的に動かすことで、発想を広げましょう。