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スタジアムにWi-Fi完備の観戦スイートも登場
米プロスポーツ界で活発化する
ツイッター、フェイスブックを活用したファンサービス

渡辺史敏 [ジャーナリスト]
2011年11月11日
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Facebookアプリでファンサービスする
北米プロ・アイスホッケー・リーグの取り組み

 北米プロ・アイスホッケー・リーグNHLは先月、日本でも人気のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、FacebookでNHL Twitter Visualizerと名付けたアプリを公開した。名前からもわかるようにこれはやはり人気SNS、ツイッターを利用したマーケティング・サービスなのだ。

NHL Twitter Visualizer

 同アプリを利用するとフェイスブックの画面内にアイスリンクの上にNHL所属チームのロゴが描かれたアイスホッケーのパックが散らばったCGが表示される。パックの大きさはバラバラになっており、その大きさはチームに関するツイッターでのつぶやきの数の大きさにリアルタイムに比例するようになっているのである。

 各チームのファンであればどんな会話が行われ、どんな情報が流れているか気になるところであろう。各パックをクリックするとそのチームのものはもちろん、所属選手のツイッター・アカウントのリスト、チームやファンのつぶやきの時系列表示、さらにそれらのつぶやきがどこからされているかの地図、ツイッターに投稿された写真の一覧がまとめて表示されるようになっている。もちろんそこからつぶやくことも可能だ。ゲーム・スケジュールやコラムなどにアクセスできるボタンも完備されている。

 さらにNHLが所有する専門ケーブル・チャンネル、NHLネットワークで放送しているトークショーで、解説者がつぶやきの内容に答える企画も実施中だ。

 このサービスの主な目的は、アメリカで圧倒的なユーザー数を誇るFacebookを利用するファンのツイッター利用を促進し、NHL各チーム、選手のフォロワーとして引き込もうというもの。フォロワーになってもらえれば、つぶやきによる情報発信を受けとってもらえる。またオンライン内外でのファンの活動にも刺激を与えることができるだろう。

 また、NHLはやはりFacebook内公式ページ上でNHL Picture Profile Generatorというアプリも公開している。これはユーザーが同サービスで用意されたチームやイベントのロゴ、選手の写真などを使い、独自のバナーが制作できるというもの。これによりファンがFacebookのプロフィール写真やブログで制作したバナーを使ってくれることを狙っている。

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渡辺史敏 [ジャーナリスト]

1964年生まれ。兵庫県出身。ニューヨーク在住。明治大学卒業後、科学雑誌 出版社勤務を経て、95年フリーランスとして渡米。 ITとNFL、MLB、サッカーなどの米スポーツという2つの分野を中心に取材・執筆活動を行う。 特にメディアとスポーツビジネスの動向に注目している。


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