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「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

自己分析やESは必要なし!面接は普段着OK!
日本企業が驚く「中国の就活文化」と「新たな潮流」

小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]
【第7回】 2011年11月11日
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 皆さん、こんにちは。自分で言うのもなんやけど、「採用の神さま」小畑重和です。

 10月10日から北京に来ています。もう1ヵ月になるのかな。

 今回は、最新中国就職活動ルポです。

中国の就活には2つの波が!
「秋」と「春」に訪れる就職のチャンス

前回お話したように、中国の新学期は9月スタートです(卒業は、6月か7月です。ただ、大学・学部によっては、1月卒業、4月卒業って人も見かけるんですよね、ややこしいことに。ほんと何でも整然としてないというか、バラバラというのか…)。

 では、中国での就職活動はいつからスタートするのでしょうか?日本のように経団連の倫理協定があって、「いついつから採用スタートですよ!」ってのは、もちろんありません(笑)けど、早期に動く層はおおむねこんな流れで進むので、ボクは今、北京にいるわけです。

 この9月、学部生は新4年生に、院生は新3年生となって新学期を迎え、

1. 履歴書を送る(9月~10月)
2.学校での企業説明会(9月~10月)
3.筆記試験(10月~11月)
4.面接(11月~12月)
5.オファー(12月)

 という流れで就職活動をします。

 この後、1月は学校の試験だったり、学部生は大学院の入学試験があったり、さらに春節(旧正月で日本のお正月に近い)で学生も実家に帰るので、次の就職活動の波は3月から卒業にかけてやってきます。

 大学院の入試に落ちた学生も参戦するので、学部生はこの3月以降が就活のメインみたいですね。また、こないだ「地元の青島(チンタオ)に帰って就職したい」という学生が言っていましたが、「地元企業の採用は春が多いんです」とのこと。大都市の就職戦線が一段落してからのスタートなんでしょうかね?

 日本でいう大企業が終わってから中小企業の採用スタート、みたいですね。

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小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]

1959年京都市生まれ。82年京都大学法学部卒。同年リクルート入社。入社後、10年間、人事採用担当・責任者として、高成長期のリクルー トの採用をささえる。キャリアスクール「i-Company」校長、リクルートエージ ェントの採用部長を経て、現在、主に北京で中国人大学生を採用する(株)トランセンド AHRP事業顧問。公式サイトhttp://obatashigekazu.net/


「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

「第二次就職氷河期」と呼ばれ、学生たちの就職難が問題視されている日本。その一方で、中国進出やグローバル化を視野に入れた多くの企業が熱い視線を寄せるのが中国の学生だ。本連載では、これから一層注目を集める中国の就活事情を明らかにするとともに、日本人の学生が彼らに負けないための処方箋を探る。

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