──日経平均株価はバブル後の高値も超え、上昇基調が続いています。現在の相場環境についてどのように見ていますか。

 我々は今年10月、「日経平均は3万円を目指す」との見通しを出し、関連セミナーやコンテンツ提供を始めていきます。これまでも海外の株式は上がっていましたが、ようやく日本の株価も上昇する下地が整ってきたと考えているからです。

 10月の衆院選では左派政党が分裂したことで、日銀総裁人事でリフレ派が就任することに対する反対勢力が減り、金融緩和が今後も続くと考えられます。またGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の資産を見ても、日本株を増やす流れにあります。つまり、構造的な変化が起きているので、日本の株価は長期的に上がりやすいと考えており、個人投資家にとってはいい環境だと思います。

 ただ、「日経平均3万円」という見通しも、一方的に喧伝したいわけではありません。お客様の質問を受けながら、マーケットの見方について一緒に議論していきたいと考えています。

 個人的には、(ロボアドバイザーなどで)完全な「お任せ運用」にしておけば儲かる、というほど、世の中は甘くないと思います。言われるがまま、勧められた商品を買うのではなく、投資理論や世界情勢のことを勉強したり、追いかけたりしながら、投資家としての力をつけるサポートをしていきたいと思っています。