もし自分が認知症になったとき、頼りになるのが身近な友人の存在。でも、新たに友人をつくるのは容易なことではない。週刊朝日MOOK「家族で読む予防と備え すべてがわかる認知症2017」では、シニアの友人のつくり方をプロに聞いた。

友人づくりの心得(松本すみ子さん作成)

 学生の頃とは違い、シニアになってからの友人づくりは、戸惑う人も多いかもしれません。苦手意識をもっている人におすすめなのが、「街歩き」だといいます。

 シニアライフアドバイザーの松本すみ子さんはこう話します。

「街を歩くだけで地域のいろいろなものが見え、出会いがあります」

 ただ、黙っていては出会いにつながらない。自ら出会いのチャンスをつくるために、世間話をするきっかけを探すのがポイントだそう。

「買い物は、機械的に作業が進む大型スーパーでなく、地元の人が店頭で品物を売る商店街に行きましょう。和菓子店や八百屋など、買い物のついでに店の人と世間話をしてみる。数回行けばもう顔なじみです。街歩きのテレビ番組のまねをして歩いて話しかけてみると、新たな出会いがありますよ」(松本さん)