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エコカー大戦争!

「ハチロク」「BRZ」のおかげじゃない!?
想定外だった東京モーターショー大盛況
誰も書かない“総入場者数・前回比37%増”の真相

桃田健史 [ジャーナリスト]
【第96回】 2011年12月13日
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前回・前々回をも上回る盛況ぶり
平日も行列ができる予想外の大成功

 「なんで、こんなに混むンだ!?」

 ショー主催関係者、そして一般来場者たちは、連日超満員となった会場内の雰囲気に圧倒された。

 第42回東京モーターショー(一般公開12月3日~11日/東京ビックサイト)は、大方の予想を裏切り、イベントとしては大成功を収めた。以下、主催者発表の入場者数の一覧だ。

東京ビックサイト正面入口には長蛇の列が。
Photo by Kenji Momota

11月30日(水)5900人(報道陣向け公開日)
12月1日(木)3500人(報道陣向け公開日)
12月2日(金)3万1000人(特別招待日)
12月3日(土)10万1300人(一般公開日初日)
12月4日(日)11万2500人
12月5日(月)6万5300人
12月6日(火)6万5000人
12月7日(水)7万2200人
12月8日(木)6万5900人
12月9日(金)7万7600人
12月10日(土)14万1000人
12月11日(日)11万800人(一般公開日最終日)

 以上、報道陣向け公開日を除く総入場者数は、84万2600人。これは、2年前の第41回ショー(千葉幕張メッセ)の37%増だ。なお今回は、報道陣向け公開日以外の開催期間が前回より1日少ない。また、前々回の4年前・第40回ショー(同)では、報道陣向け公開日以外の開催期間が17日間で同142万5800人だった。仮に、今回が前々回と同じ17日間開催だとして、今回開催中の1日平均の7日分を加算すると、総入場者数は143万2420人となり前々回をも上回る。

 「若者のクルマ離れ」、「少子高齢化社会の進行」、「慢性的な円高等による地方経済の疲弊」などにより近年、収縮が加速している日本国内自動車市場。そうしたなか開催された第42回ショーに、自動車業界関係者は期待を寄せてはいたが、平日が連日混雑するほどの盛況になるとは誰も予想できなかった。

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桃田健史 [ジャーナリスト]

日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中


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