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コーホートの英雄 南こうせつのつま恋

つま恋に2万人が集った19年振りの『サマーピクニック』

【第2回】 2009年10月6日
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 南こうせつのデビュー40周年と還暦、ダブル・メモリアル・イヤーに因んだ野外コンサート「サマーピクニックフォーエバーinつま恋」が9月20日に静岡県・つま恋で開催された。入場者は約2万人。南本人と日本のフォーク史の記録に残るイベントだったと言っていいだろう。

南こうせつ

 今回のサマーピクニック開催は、南が2008年1月、日本武道館公演のステージ上から「宣言」した。ファンにしてみれば1年8ヵ月の猶予期間があったわけである。スケジュールを調整し、移動手段と宿泊場所を確保して全国から静岡を目指した。つま恋内にあるホテルはもちろん、掛川市全体から隣の菊川市に至るまで、当日の宿泊施設は早々と予約が殺到し、キャンセル待ちも不可能なほど完全に埋まった。当日の会場ゲート前は早朝から長蛇の列となり、会場時間を30分程繰り上げて開門したという。前日から徹夜で並んだファンもいた。

 13時。開演を告げる花火が打ち上げられ、真っ赤なジャケットに石榴の花が描かれたギターを抱えて南が登場。オープニングはサマーピクニックのテーマ曲『あの日の空よ』。 「みんな体調管理はしっかりね。医者はたくさん待機しているから、最後までぶっ通しでいくよ!」と南が宣言、7時間にわたるコンサートはスタートした。

 40年間のディスコグラフィは分厚い。その中から、かぐや姫時代の『神田川』『妹』からソロ時代初期の『夏の少女』『夢一夜』、近年の『友の唄が聞こえる』『雨に漕ぎ出そう』、最新曲『二人のラプソディ』(テレビ東京系「ミューズの晩餐」エンディングテーマ)、そして故・阿久悠とのコラボ『風に吹かれて ~再会編~』に至るまで、アンコールを合わせ、ソロだけでも30曲以上を昔と同じキイで歌った。

 ゲストも続々と駆けつける。事前に発表されていた伊勢正三、イルカ、尾崎亜美、小田和正、坂崎幸之助、夏川りみ、BEGIN、松山千春、ムッシュかまやつ、森山良子、山本潤子に加えて、加藤和彦と杉田二郎も登場、それぞれの代表曲で会場を盛り上げる。多彩な顔触れは南の交流の幅と深さの賜物だ。

 豪華なメンバーが集結したからこそのセッションは、イルカの大ヒット曲『なごり雪』に、作詞・作曲者である伊勢と南の参加。『涙そうそう』は夏川、作詞の森山、 作曲のBIGINで披露される。

 体調不良で自宅療養中の吉田拓郎については「昨日拓郎と電話で話したんだけど、元気でした。誘ったけれど上手くかわされちゃった」と、順調に回復していることを報告。南が『夏休み』を歌い、吉田にエールを送った。

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コーホートの英雄 南こうせつのつま恋

南こうせつが9月20日に行なうコンサート『サマーピクニックフォーエバーinつま恋』。盟友・伊勢正三や森山良子やイルカをはじめとした多彩なゲストの顔ぶれは、『団塊の世代』の心をわしづかみにする。

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