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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

「インチ」から「ミリ」の世界へ
極薄ノートPC「ウルトラブック」元年
【週刊ダイヤモンド CES2012レポート④】

週刊ダイヤモンド編集部
2012年1月18日
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ウルトラブックが目白押しのCES のインテルブース

 安くて、速くて、とにかく薄い──。

 米ラスベガスで開かれているCES(国際家電見本市)では、そんな三拍子がそろったノート型パソコンの新ジャンル「ウルトラブック」が、大きな存在感を放っている。

 ウルトラブックとは、米半導体大手のインテルが提唱する新しいノート型PCのカテゴリーだ。明確な定義はないが、おおよその条件は3つある。それは厚みが2センチ以下の極薄であること、高性能・低消費電力のインテル製のプロセッサーを使っていること、そして価格が1000ドル前後と安いことだ。原則として光学ディスクやハードディスクドライブは内蔵せず、記憶はフラッシュメモリのみというもの。

ディスプレイ部は薄さ数ミリと、極薄の構造になっている

 CESのメインホールに陣取るインテルの展示ブースには、米ヒューレットパッカードや東芝、アスース、レノボといった大手パソコンメーカーなど8社の新型ウルトラブックがずらりと並ぶ。特筆すべきは、やはりその薄さだ。アルミ合金などで作られる筐体は、これまで1インチ単位(1インチ=約2.5センチ)がスタンダードだった厚みが、1センチ以下とミリ単位になった。「本当の“ノート”の厚みでしょ」とブースのスタッフは説明する。

 このコンセプトを聞いて、お気づきの方もいると思う。実はウルトラブックは、アップルが売り出している極薄のノートPC「Mac Book Air」に対抗するための商品群といっても過言ではない。

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