ビジネスホテルを利用する時、宿泊サイトで予約をすることが多いだろう。ところが最近では「公式サイトでの予約が最安値です」とうたう「べストレート宣言」をするホテルチェーンがほとんどのようだ(写真はイメージです)

宿泊の10%還元が当たり前? 
ビジネスホテルの宿泊費事情

 相変わらずインバウンド(特に訪日外国人旅行)需要は堅調だ。観光庁の発表によると、2017年の外国人延べ宿泊者数は前年同月比でどの月もほぼプラスとなっている。客室稼働率で見ると、シティホテル、ビジネスホテルはどちらも8割前後にのぼり(2017年11月の速報値。日本人宿泊者含む)、その人気ぶりは相変わらずのようだ。

 一時、インバウンド需要のあおりを受けてビジネスホテルの宿泊料金が高騰し、出張族を直撃したが、今はどうなっているのだろうか。

 筆者も地方に出向く際は観光目的であってもビジネスホテルを愛用している。季節要因はあるものの、「予約が全く取れない」という事態は収まったようだ。価格についても、さすがに都市部で一泊2万円、3万円というようなギョッとする数字は減ってきたと感じている。

 総務省「小売物価統計調査(動向編)」の宿泊料調査の項目にある「一泊朝食付き洋室」の一人当たりの金額(全国平均)を見ると、平日のツインルームの場合、2014年が1万6139円、2015年が1万7237円、2016年が1万6572円、休前日の場合、2014年が1万8074円、2015年が1万9267円、2016年で1万8576円という結果だった。

 これはビジネスホテルだけのデータではないが、上昇する一方というわけでもないように見える。さらに、今後は本格化する民泊への対抗もあるだろう。ビジネスホテル愛用者として、ホテルチェーンの取り組みをチェックしてみたい。