アップルがiPhone Xを減産するという。しかも当初予定から半減という大幅な見直しだ。国内市場のこれまでの様相からすると衝撃的だが、グローバル市場に視野を広げてみると、すでに主流となっているスマートフォンはAndroid端末で、グローバルシェアは70~80%を越える。もちろん第2位はiOSを搭載したiPhoneだが、販売シェアは20%に満たない。日本はiOSが70%、Androidが30%とほぼ逆転している状態だ。

1000ドルスマートフォンは高い

 グローバルマーケットでAndroidが主流となっている理由は明白。値段が安いからだ。もちろんSamsung Galaxyのような高機能なモデルもある。オープンプラットフォームであるAndroidは参入もしやすく、多数のプレーヤーが自由に競争している。ユーザーにとっては選択肢が豊富で使いやすい。とくに新興国ではAndroidのシェアが圧倒的だ。

 iPhoneのシェアが高い国は北米、日本、オーストラリア、イギリス。その他の国と地域ではAndroidが過半数を占めている。Androidが普及している国としては、中国、ロシア、インドなど人口の多い国が名を連ねている。さらにインドネシアを含む東南アジア、EU圏も含まれるため、世界的なスマートフォン市場は、Android端末が押さえているといってよい。グローバルな傾向はここ数年続いている。