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学生も採用担当者も知らない!「就活人気業界・企業」の隠された法則

人気企業に入れても管理職比率が高いと出世はムリ?
業種分析で見る“上空の見通し”がよい会社、悪い会社

吉田克己 [5時から作家塾(R) 代表/World Business Trend Tracker 主宰]
【第5回】 2012年1月25日
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管理職比率を調べれば見えてくる!?
「上空の見通し」がいい業種、悪い業種

 連載第5回は、前回に続いて、就活における志望業種の選択に必要な視点について考えてみたい。今回ポイントとなるのは、各業種に属する企業の管理職比率である。

 就職先の選定において、出世できる可能性や程度を考慮することは、当たり前とはいかないまでも、あってもおかしくない話である。すでにポストが足りなくなっていたり、上が詰まっていたりする企業が敬遠されるのは、無理もない。

 不況の昨今ではレアケースであるが、大量採用が行なわれた直後の企業を選ぶのも、出世を考えると厳しいものがあるだろう。

 「世間に出回る就活人気ランキングに囚われない就活のすすめ」は、本連載の主旨の1つである。いや、最大の主旨と言ってもいい。

 人気の有無は詰まるところ、知名度(マスメディアでの露出度)とイメージによるところが大きく、人気企業へ過度に希望が集中すると、就活生、大学職員、採用担当者の全てが疲弊してしまう。

 であるならば、むしろ「人気ランキングには入っていないが実は優良(有望)」という企業を見つけ出し、そのなかから自分に合う企業を選ぶという就活行動が、合理的ではないだろうか。今回は、そういった企業が多く潜んでいそうな業種を、管理職比率から探ってみたい。

 業種別の成長性を判断するための元となるデータは、これまでと同様、「ダイヤモンドD-VISIONシリーズデータベースサービス 役員・管理職情報ファイル」だ。

 まず、業種別に役員と管理職の人数を見てみよう(※以下、役員と管理職をまとめて「管理職」とする)。全39業種について、管理職の人数と対象となる会社数、1社当たりの人数を表したのが、表1の「業種別役員・管理職人数」である。

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吉田克己  [5時から作家塾(R) 代表/World Business Trend Tracker 主宰]

京都大学工学部卒。リクルートを経て2002年3月に独立。ダイヤモンド・オンラインでは、「消費インサイド」「デジライフNAVI」「就活の法則」などの企画・執筆に携わる。通信講座「『週刊ダイヤモンド』でビジネストレンドを読む」の講師を務める。編・著書に『三国志で学ぶランチェスターの法則』『シェールガス革命とは何か』『元素変換現代版<錬金術>のフロンティア』ほか。


学生も採用担当者も知らない!「就活人気業界・企業」の隠された法則

就職氷河期だからと言って、「どんな会社でも入れさえすればよい」というものではない。就活で人気の業界や企業には、気づかない魅力や知っておくとためになるトレンドが存在する。この連載では、「ダイヤモンドD-VISIONシリーズデータベースサービス 役員・管理職情報ファイル」を基に、そんな産業・企業別の「隠された法則」を、多角的に分析する。悩める学生や企業の採用担当者には、「就活」のトレンドを読み解く一助として参考にして欲しい。

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