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健康食生活

急にやってくる脳卒中に備えて
血管を強く、血液をサラサラに

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第19回】 2012年2月16日
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 脳卒中は、暖房の効いた部屋とそうでない脱衣所や浴室など、寒暖の差が激しい環境で起こりやすい病気です。この病気を誘発するのは、脳内動脈の血管壁が高血圧で圧力を受け、もろくなって破れる脳溢血、血液がドロドロになって詰まる脳梗塞、脳膜のくも膜と軟膜との間にある動脈が破れて起こるくも膜下出血などがあります。

 このことからわかるように、脳卒中は脳内血管の障害が引き起こす病気なのです。脳卒中を予防するためには、血管を丈夫にして血液をサラサラにすることが先決です。

 まず、血管を丈夫にするには、タンパク質、ビタミン、ミネラルをきちんと摂取すること。さらに必要なのが、血液の凝固を防ぐタマネギ、ネギ、ニンニクなどに含まれている硫化アリル、納豆に含まれるナットウキナーゼ、そばに含まれるルチン、メロンに含まれるアデニシン、魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)。そして、血液中の余分なコレステロールを排泄する唐辛子やピーマンなどに多く含まれているカプサイシン、オリーブ油に含まれるオレイン酸、悪玉コレステロールを減らし、魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)。これらをバランスよく摂取してください。

 おすすめ料理は、ブリカマの煮物、ブリ大根、ブリのキムチ鍋、納豆そば、オリーブ油でつくったドレッシングで食べるサラダ、唐辛子入りのキムチや麻婆豆腐など。食後はミカン、イチゴ、キウイなど老化を防ぐビタミンCが豊富な果物を必ず食べるようにしましょう。

血液をサラサラにしてくれるブリやネギ、唐辛子などが一度に食べられる

●血液サラサラ ブリのキムチ鍋
 
材料(2人分):
ブリ2切れ、キムチ150グラム、豆腐1丁、長ネギ1本、酒50cc、昆布だし適量、醤油少々
 
作り方:
(1)ブリはひと口大、キムチはざく切り、豆腐は8等分、長ネギは斜め薄切りにする。
(2)昆布だしを沸騰させ、キムチと酒を加えて混ぜる。
(3)(2)にブリと豆腐を加えてひと煮したら、醤油で味を調え、長ネギを加える。
 
※野菜や果物に含まれるフラボノイドは、ビタミンCの働きを助けて血管を丈夫にします。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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