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健康食生活

毎日1杯の青汁ミルクを飲んで
“物言わぬ臓器”を守ろう

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第13回】 2011年11月10日
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 11月後半から1月までは、会食の機会が増える時期。アルコール類はもとより、食事もこってり系が増え、ますます胃腸や肝臓に負担がかかってきます。特に、肝臓は“物言わぬ臓器”ともいわれ、症状が出たときには、すでに症状が進行しているので気をつけたいものです。

 肝臓の主な働きは、飲食や呼吸で取り入れたものを必要なものと不要なものに分け、必要なものは効果的に使い、不要なものは解毒機能の働きで無毒化して排泄すること。ところが薬やタバコ、カフェイン、アルコールなどの摂取や貧相な食事を長く続けていると、肝臓の解毒システムが正常に働かなくなってしまいます。アルコールが弱くなったと感じたら、解毒能力が落ちているかもしれません。できるだけ肝臓に負担がかからない飲食を心がけましょう。

 では、肝臓をいたわる食生活とは?

 まずタバコやアルコールをやめ、できるだけ外食は避けましょう。そして、肝機能を高めるアミノ酸を含む低脂肪の優良タンパク質と、ビタミンやミネラルが豊富な野菜たっぷりの食事をとるようにします。これからの季節ならタラ、サケ、ブリなどの魚類とブロッコリー、コマツナ、ホウレンソウ、ニンジン、キャベツなどの野菜類がおすすめ。

 そして、アルコールを飲む前に、ニンジンジュースと牛乳をミックスしたものやキャベツとブロッコリーのジュースを飲んで肝臓を守り、飲酒中には魚介類や赤、緑、黄色、オレンジ色の野菜など肝機能を高めるものをできるだけ食べましょう。

 なかなか実行できない方には、飲む前に青汁と牛乳を混ぜ合わせたドリンクがおすすめ。1杯飲むだけでも、肝臓の負担を和らげてくれます。

野菜の栄養価が凝縮された青汁と牛乳のブレンドミルク
撮影/中川真理子

● アルコールを飲む前に 青汁ミルク
 
材料(2人分):
市販の青汁(粉末スティック)1袋、低脂肪牛乳200cc
 
作り方:
コップに青汁を入れ、少量の牛乳で溶かしたら、残りの牛乳を加えて混ぜ合わせる。
 
※青汁がない場合は、ニンジンジュースを使って。
 
※牛乳の優良タンパク質と脂肪分が胃の粘膜を守り、青汁の原料であるアブラナ科の野菜に多く含まれる含硫アミノ酸のシステインが肝臓を守ります。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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