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三谷流構造的やわらか発想法

非日常からの発想
~準極限状態におけるドライバー生態学
ヒッチハイカーに、ネクタイはツメタイ

三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]
【第29講】 2012年3月6日
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ヒッチハイクしたこと、ありますか?

 旅らしき旅を始めたのは大学1年生のとき。以来30年弱、日本国内46都道府県(欠けているのは和歌山県…)、世界20ヵ国を歩いてきました。

 詐欺にもあったし交通事故にもあったし、大変なこともいっぱいでしたが、基本的には、とてもとても楽しいものでした。旅で学んだことは膨大(*1) です。その中でも、心に残った事件について、そしてそこからの「学び」を、いくつか紹介しましょう。

 約束をしていた友人(男)にドタキャンされ、寂しい東北一人旅をする羽目に陥ったのが19才の夏。ところがそこで、気楽で孤独な「一人旅」の楽しみを知った私は、夏になると1週間の一人旅、を習慣とするようになりました。

 大学2年の夏は四国旅行。今は無きJR宇高連絡船に乗って高松から入り、徳島、高知と下って、愛媛松山で道後温泉を楽しみました。

 私の衝撃のヒッチハイク初経験。それは、高知でのことでした。
 

*1 『アイデア・バイブル』(ダイヤモンド社)でも、「アイデアパーソンらしく行動すればアイデアパーソンになれる」「その習慣の1つはトラベル・ジャンキーであること」としている。

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三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)の他に、早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。永平寺ふるさと大使。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

 

 


三谷流構造的やわらか発想法

発想法ってなんのために存在するのでしょう? ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。これまでと違うものを生み出すには、新しい発想法がいま求められているのです。

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