ポイント3 読者にとって役立つブログをアップする

 ブログ(日記機能)の理想は、なんといっても読者の役に立つ情報を書くこと

 役立つ情報と言っても、それほど身がまえなくていい。プロモーションしたいものがあるということは、何らかの専門家であるはずだ。専門の分野について、わかりやすく情報を発信していけば、ターゲットとなる人に喜んでもらえる

 そういった情報に加えて、あなたの人となりがわかるようなプライベートな日記も混ざっているとなおいい。仕事の中で感じたことを書くのもいいだろう。

 ブログを書く頻度は多いほうがいいが、質の低い日記をたくさん書くのはマイナスだ。面白くもないものがしょっちゅう目に入ると、うざいと思われてしまう。

「昼にとんこつラーメンを食べました。太りそうだけど、やめられません。美味しかったです。」そんな報告、いらないよ!と言いたくなる。

 食べたものを紹介するなら、読んだ人が食べたくなるように美味しそうに紹介するとか、お店の情報を載せて、お店選びに役立つようにするとか工夫がほしい。

 とにかく更新しなくてはと思って、質の低い日記を書くよりも、回数を減らし、読んでもらえる記事を書いたほうがいい。

 僕は、質を保ちながら継続していくには週に2~3回が一番いいのではないかと思っていて、クライアントにもそのように指導している。

 週に1回だとちょっと少ない。逆に毎日質の高い記事を書き続けるのは息切れしてしまうし、読者も読むのが大変だ。読み逃しが増えてしまう。週に2回程度なら、記事ごと多くの読者が読んでくれて、続けやすい。 

ポイント4 公開できることはなんでも公開する

 ソーシャルメディアで信頼を得ていくためには、公開できることは何でも公開することも大切だ。

 相手に伝わる情報量が多いほうが、信頼してもらえる。記事の中に掲載する写真もそうだし、プロフィールもそうだ。

 プロフィールで言うと、生まれ年や出身地、居住地(または会社のある場所)などの基本情報はもちろん公開したい。生まれ年や出身地が同じということで、親近感を持ってもらえることがよくある。

 ただし、住んでいる場所が特定されてしまうほどの細かい情報は載せないほうがいい

「いついつ、どこに行きます」といった情報をブログで流していたら、ストーカー被害にあうようになった女性も知っている。情報を出すことにはリスクもあるので、注意が必要だ。

 僕がおすすめしたいのは、公開できる実績・作品などをどんどん載せること

 メディア掲載実績を写真入りで載せたり、過去の仕事で見せられるものを見せる。

 ブログ記事の中に載せるだけではなく、外側に出してアクセスしやすいようにしておこう。「活動履歴」「実績一覧」「イベント写真」などのようにタイトルをつけておけばわかりやすい。