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石黒不二代の勝手に改革提言!ニッポンの新しい教育

有名マラソン選手やJリーガーを続々輩出!
異色の認可外“スポーツ系幼稚園”バディの秘密
バディスポーツ幼児園 鈴木威園長×ネットイヤーグループ石黒不二代社長【後編】

石黒不二代 [ネットイヤーグループ代表取締役社長兼CEO]
【第14回】 2012年3月26日
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市民ランナーの星・川内優輝選手、数多くのJリーガー、なでしこジャパンの次世代アンダー17など、今、日本で注目を集めるスポーツ選手を続々輩出している幼児園がある。それがバディスポーツ幼児園だ。同園は30年前から独自のスポーツ教育を行っているというが、一体どのようなプログラムで子どもたちを教えているのか。また、幼少期からスポーツに特化した教育を行うことで子どもにどんな良い影響を与えられるのか。現在、誰もが知るあの名門サッカーチーム「東京ヴェルディ1969」の筆頭株主となり、同会長を務めていることでも注目を集めるバディスポーツ幼児園の鈴木威園長にトップスポーツ選手を育てる秘訣を伺った。

幼児園の園長先生が
「東京ヴェルディ」の会長になった理由

ネットイヤーグループ 石黒不二代社長
Photo by Kazutoshi Sumitmo
バディスポーツ幼児園 鈴木威園長
Photo by Kazutoshi Sumitmo

石黒 鈴木園長はあのJリーグ2部「東京ヴェルディ1969」の会長でもいらっしゃるそうですね。なぜ幼児園の園長先生がJリーグの買収に至ったのでしょうか。

鈴木 バディが有名になったのは、小学生のサッカーチームが全国大会に行くようになったことがきっかけでした。ただ、全国大会に行けたのはヴェルディのジュニアチームが前年優勝し、そのおかげで東京の出場枠が2枠になったから。それで、「ヴェルディにお世話になった」という気持ちがありました。

 それと同時に、現在、FC東京が豊洲にあるバディのグラウンドを借りてスクールをやってくださっているのですが、一昨年、長友選手がFC東京から抜けて負け始めてしまい、このままだとJリーグ2部に落ちてしまうという思いを抱いていました。FC東京が2部に落ちて、ヴェルディも倒産してしまう。このままでは東京でスポーツがダメになって、廃れてしまうのではないか、そんな危機感を持ちました。

 今、1000人の子どもがバディのサッカークラブに入っていますが、もしヴェルディが倒産したり、FC東京が2部に落ちてしまったら、東京でサッカーをやってもダメじゃないかと親御さんが言い出すかもしれません。そこで、子どもが夢をなくさないためにも、ヴェルディに手を差し延べるホワイトナイトの役割をさせていただきました。

スポーツはできる・できないが明確
園児同士で思いやり・感謝の気持ちを

石黒 勉強に力を入れる幼稚園はいくつもありますが、バディのようにスポーツを前面に打ち出している園はあまり多くないように感じます。「スポーツ幼児園」をはじめられたのはどのような志からなんですか? 

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石黒不二代 [ネットイヤーグループ代表取締役社長兼CEO]

スタンフォード大学にてMBA取得後、シリコンバレーにてハイテク系コンサルティング会社を設立し、日米間の技術移転等に従事。2000年よりネットイヤーグループ代表取締役として、ウェブを中核に据えたマーケティングを支援し独自のブランドを確立。

石黒不二代の勝手に改革提言!ニッポンの新しい教育

グローバル化が急速に進む今、世界で通用する競争力を持ち、リスクや変化を恐れずに活躍できる人材が渇望されている。しかし、日本はそうした人材を十分に育てられない環境下にある。今後、世界で活躍できる人材を育てるにはどのような教育改革が必要か。子どもの教育、社会人教育の両面から、その答えを探っていく。

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