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『大学図鑑!2013』正しい「受験生の親」入門講座
【第2回】 2012年4月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
オバタカズユキ[監修]

「受験生の親」が陥りやすい
7つの危険なワナ【前編】

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いつも以上に、必要以上に、子供のことをあれこれ気にかけてしまう「受験生の親」という期間。もちろん、そのこと自体は何ら問題のないことですが、一歩間違うと「受験生の親」が陥りやすい7つのワナにはまってしまう危険性が!

ワナ1
「大学や就職に関して、昔のイメージに縛られてしまう」

 若い頃に植えつけられた固定概念は、容易なことでは崩せません。ずっと信じてきた考えを無理に改めると、自分の人生を否定されたような気さえしてしまいます。

 子供から「今は、そのころと全然違うんだよ」と言われて素直に納得するのは親のコケンにかかわる気がするし、自分の信念を振りかざして「お前は世の中がわかってない」と抑えつけたほうが、親の務めを果たしている実感を得やすいといった事情もあるでしょう。

 しかし、いくら親にとってのメリットが多いとはいっても、大学や就職に関して、昔のイメージに縛られるという甘いワナに陥ってしまうのは、子供にとってひじょうに迷惑です。実際、過去のイメージで「あの大学は企業評価が低いから就職が厳しいぞ」などと訳知り顔でアドバイス(?)したり、卒業後の話になって「やっぱり銀行員がいいわよ。ほら、親戚の○○君だって......」なんてことを無邪気に言ったりして、子供を脱力させている例は後を絶ちません。

 実際に「こうしろ」「ああしろ」と的外れな助言をするだけでなく、せっかく合格した大学に対して「昔は、あんな学校は......」といった見方しかしてあげられないのも罪の深さは同じです。

 まずは、勇気を出して「自分のイメージは古い」と謙虚に認めたうえで、信頼できそうな情報を仕入れながら軌道修正していきましょう。

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オバタカズユキ [監修]

フリーライター、フリー編集者。 著書に『何のために働くか』(幻冬舎文庫)、『だから女は大変だ』(文藝春秋)、『大手を蹴った若者が集まる知る人ぞ知る会社』(朝日新聞出版)ほか。企画、編集、構成で携わった本は『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話』(ソフトバンク新書)、『国のために死ねるか』(文春新書)、『クラッシャー上司』(PHP新書)など。


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大学受験という魔物を前に、おびえたりテンパったりしてしまうのは、受験生本人だけではありません。親という名の「おうちの方」も、本人に負けず劣らず、うろたえたり悩んだりしていらっしゃるのではないでしょうか? そこで、本連載では「受験生の親」が陥りやすい危険なワナの存在や、勘違いを招かないようにする基礎知識、受験生の「困った主張」への対処法などをご紹介していきます。

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