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年度上期は内需低PER銘柄に
下期は外需低PER銘柄に投資

吉野貴晶(大和証券キャピタル・マーケッツ投資戦略部チーフクオンツアナリスト)
2012年4月18日
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 4月中旬から、3月期決算企業の2011年度の本決算発表が始まる。この決算発表で、企業は12年度の業績予想も公表する。11年度は、東日本大震災やタイの洪水などの自然災害の影響が大きかった。12年度はこうした悪材料の反転に米国景気の回復期待、日米金融緩和期待や円安進行などが加わり、経営環境は好転している。企業が強気の業績予想をしてくるとの期待は大きい。

 しかし、筆者は期待ほどに強気な予想にならないとみている。一般に、本決算発表における企業の予想は保守的(弱気)になる傾向がある。なぜなら、強気予想で投資家に期待させておいて、1年たった当該年度の決算発表で、予想を達成できなかったという事態を避けようと企業は考えるからだ。

 円安は1年間続くだろうか。年末あたりでも米国景気の回復が続いているのか。1年の間に、さまざまなマクロ環境のリスクが再燃する可能性がある。そうなると、会社計画(予想)倒れにならざるを得ない。そこで、企業は期初には保守的な予想をする。

 では、決算発表時にはどういう銘柄に投資をするのが妥当なのか。全般に保守的な予想を出す傾向がある中でも、より保守的な予想を出しそうな銘柄を避けるべきだ。より保守的な予想を出してくるのは外需企業に多い。為替や海外景気の影響が大きく、内需企業に比べて外需企業は業績の変動のリスクが大きいからだ。

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