仕事の「とらえ方」が
違う2人

稼げる人だけがやっている!<br />「はじめての仕事」がうまくいくコツ和田裕美(わだ・ひろみ)
京都生まれ。作家 株式会社HIROWA代表、京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。営業力・コミュニケーション力・モチベーションアップのための講演・コンサルティングを国内外で展開している。
累計200万部超の著書に、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『幸せをつかむ! 時間の使い方』『人づきあいのレッスン』『「やる気」が出るコツ、続くコツ』『和田裕美の営業手帳』(以上、ダイヤモンド社)など多数。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、世界第2位の成績を残し、その後、女性初の最年少支社長となった実績がある。
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入社してすぐは覚えることだらけです。
「これやって、あれやって」と慣れない仕事を次々振られると、それなりにプレッシャーがかかります。

Aさんは「やばい、全然仕事が追いつかない。なんか、つらい。この仕事、わたしには向いていない……」どんどん自信をなくしていきました。

Bさんは「やっぱり入社してすぐは覚えることが多いし体力も使うなあ。まあ、でもこれも数カ月のことだからがんばろう。そもそも新人なんだから未熟なのは当たり前。修行期間なんだと割り切って、イチから学ばせてもらおう。先輩、これ教えてください!」と、前向きにとらえています。

お金を楽しく稼ぐタイプの人は、みんなBさんと同じ思考グセがあります。

落ち込むときもあるけど、いつも笑顔で前向きなんですね。

お金をもらいながら
専門学校に通っていると思う

これはわたしのアイデアです。

新人さんのうちは、「お金をもらいながら専門学校に通わせてもらっている」と思うようにすると、心がふわっと軽くなります

だって、そうだと思いませんか?IT企業のエンジニアがデザイン事務所に転職しようとすれば当然専門スキルが必要で、何も勉強しないまま採用試験を受ければ、「最低でも半年、学校なり独学なり勉強して出直してきて」と突き返されちゃうと思うのです。

こうした「訓練過程」をスキップして、未経験でもいきなり雇ってもらえるのです。